【扉を開けるカギ】の第5話は多くの野球選手たちの前で先生が運動について語ってくださった時の話。
その日、先生の前に多くの野球選手たちが集まっていた。
初夏、強い日差しの中、野球をする姿を見てくださりながら日頃の労苦をねぎらってくださった。
そして、最後にヒトコト語ってくださったのだが…
そのヒトコトには、運動のツボとも言える、一流選手になるためのエキスが詰まっていた。
先生は何とおっしゃったか?
“세밀하게 하는 것이다”
“細密にすることだ”
このヒトコトについて続いて
人は誰でも運動するとき、力強くはできる。しかし、細密にはできない。
と説明をしてくださった。
細かいところまで根詰めて出来るかどうか。
特に野球においては細かいところで勝敗が左右する。
キャッチャーのブロッキングミス一つで負けることもある。
ベースランニングで塁ひとつ先を行くことで勝利を呼び込むこともある。
バッティングに関して言えば、
直径10㎝にも満たないボールが18.44m前から150km/hの速度で来るわけだが、
直径6.6㎝以下のバットで打ち返さなければならない。
大雑把にスイングして当たるわけがない…
一流への【扉を開けるカギ】である細密というヒトコトを携えて日々努力・挑戦することだ!