野球は攻守がはっきりと区分されているスポーツだ。
サッカーやバレー、バスケのように連続した時間軸の中で攻守が入れ替わるスポーツとは大きく異なる。
どれだけ相手チームに攻め続けられ、得点されたとしても、
攻め返すチャンスが必ずある。
攻撃の機会に取られた分だけ取り返せば良いのだ。
プロ・アマの世界を問わず、
奇跡と言われる大逆転ドラマが生まれるのが野球の面白さの一つだ。
野球には「野球は9回2アウトから」という言葉もあるように、
試合が終わるその時まで、最後まで結果がどう転ぶか分からない。
最後の最後まで気を抜けない野球の面白さは時に、怖さと化すこともある。
2014年の石川県大会決勝の最終回をご覧いただきたい。
誰かが作ったような大逆転ストーリー、
最終回に8点差をひっくり返すゲームだった。
このようなことが現実に起こるのが野球。
最後まで諦めず、絶体絶命の状況を覆したときの味はひときわだ!
先生は「ックッカジ(最後まで)」とよくおっしゃる。
何事も最後までやってみないと分からない。
今後も様々に野球に携わっていく予定だが、
「最後まで目が離せない」野球の面白さを多くの人に伝えたく書いた。