高校サッカー選手たちに送るメッセージ

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第95回全国高校サッカー選手権大会が青森山田の初優勝で幕を閉じた。

いくつかのニュース記事を読んでみると、
Jリーグチームの下部組織に入ることができず、
いわばエリートから漏れた選手が高校のサッカー部に入部するようなのだが、

そのエリートから漏れた“挫折”を力に変えて、
もがきにもがいた青森山田の選手の努力の結晶が今回の優勝につながったという。

 

もがきは傑作品を生む。

 

この言葉は鄭明析牧師の実践哲学から出てきた言葉だ。
もがいてもがいてもがいた結果物は傑作品である。
それはどんなものか?
他でもなく「強くなった自分」という傑作品だと思う。

 

また、高校サッカー選手たちに送ったアスリートのメッセージが印象的だったので紹介する。

高校時代 プロになってから 日本でも 海外でも
いつだってエリートではなかったけど 決してあきらめずに もがき続けてきた
もがいて もがいて もがき続ければ その先に結果が出る」 そう信じてやってきた
だから 苦しいときも あきらめずに どん欲に もがき続けよう。
(岡崎慎司選手)

 

やはり“もがき”がアスリートという傑作品を生みだしたことを確信するしかない。

 

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また、高校サッカーに没頭して願う結果が出ずに悔しい思いをした選手たちも多かったのでは…

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そんな選手たちにエールを送りたい。

 

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よく頑張っていたのに、現実において困難に直面したら、
心が弱くなり、心が崩れて、挫折し、つらくなる。
その時は「今までやってきて積み上げたもの」があるから、
その力で打ち勝つのだ。

 

自分を過小評価することなく、
鄭明析牧師の言葉の通り、
各自「今までやってきて積み上げたもの」を力に前進することを願う。

【連載】エキスパートへの道~「瞬間の機会」を掴め!~

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ゴールの前で「瞬間機会が来た時」ゴールして処理をするように、
万事において鋭利に考え、実践しなさい。
「瞬間の機会」だ。

 

摂理スポーツの連載記事『エキスパートへの道』は
今回で5回目を迎えました!

過去をざっと振り返ってみると、
1.たくさんやること
2.目的・目標を定め、挑戦すること
3.繊細にやること
4.直すこと
でした。
エキスパートの道を歩むみなさんにとってお役に立っていますでしょうかね?

 

さて、今回は「瞬間の機会」を掴むことについて。
冒頭の鄭明析牧師の言葉にもあるように、
瞬間の機会はサッカーでのゴールシーンのようです。
ゴール前でボールをもってからシュートが決まるまでの時間はごくわずか。
センタリングやダイレクトでシュートを打つ場合にはコンマ何秒という世界。

瞬間の機会というのは何もサッカーに限らず様々なところで訪れます。
他のスポーツを挙げれば野球の代打。
監督から「お前、代打、行けるか?」と言われてすぐに「ハイ!」と返事ができれば代打の機会を掴むし、
その時、瞬間の機会の時に準備できていなくておどおどするのであれば逃してしまうことになります。

各自、瞬間の機会にたくさん遭遇していると思います。
その瞬間の機会を掴むのか逃すのかでひょっとしたら一生の運命が左右されることもあるかもしれません。
だから「万事において鋭利に考え、実践しなさい」と鄭明析牧師はコーチしてくださっています。
鋭利に考えることは、考えを研ぎ澄ませておくことと言えます。
いつ来るか分からないその瞬間の機会をいつも考えておくことです。

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将来どういうことがあるか分からないから、いつも準備しなさい。
そうしてこそ、盗人のようにその日が襲ってきても、
準備したとおりに対処できる。

瞬間の機会もただ掴むことはできず、
準備したとおりに掴むことができます。
だから絶えず瞬間の機会を考えて準備することです。

オフェンスがボールを待つ時間、
ベンチで待機する時間、
その時間をどのように過ごすのか?
しっかりと準備して待てば瞬間の機会が来たときにその瞬間の機会を掴むことができます!

 

しかし、こうはなってはいけません。

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愚か者は「すべきこと」を前もってしないで、直面してからし、時が過ぎてからする。

 

直面してから、時が過ぎてからする…

これだけは避けたいですね。

 

エキスパートへの道。
いつ来るか分からない瞬間の機会。
その瞬間の機会が自分の運命を大きく左右する機会かもしれません。
その瞬間の機会がエキスパートへの道を大きく前進する機会になるかもしれません。

その瞬間の機会を掴むことができるように、
万事において考えを鋭利にし、実践すること、
前もって準備するみなさんになることをお祈りします!

技能取得について

今日、チェーンソーで木を切ることに初めて挑戦したのだが、
初めてだったにも関わらず直径40㎝ほどの巨木を切ることになった。

チェーンソーはなかなか思うように動いてくれなかった。
木が太く強いので、チェーンソーの歯が途中で止まってしまうことも多々あった。
コーチを受けてもそのコーチ通りに行なうことが難しかった。

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「何事にも飛躍はない」

何かを始めようとするとき、最初は微弱。
チェーンソーを初めて扱うのに、最初からうまくできないことは当たり前。

だから、うまくいかなくても落胆する必要はない。
たまに熟練者と自分を比較して「自分はあのようにはできない。」と言って落ち込む人がいるがそう考える必要はないということ。
熟練している人はそれだけ長い歳月を投資した結果の腕前だ。

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階段も「一度」に上がるのか?「一段ずつ」上がって目的地に行くのだ。
山も「一度」に登るのか?「少しずつ」登って征服するのだ。
階段を上がるように「段階別」に次元を上げなさい。

鄭明析牧師はいつも道理を正確に・分かりやすく表現してくださる。
技能取得の道理は「一段ずつ、少しずつ」だ!

今回の件を取ってみると、
まずは細く小さい木を切るところから始めてみるとよかったと思った。
まずは簡単にできるところから始めて少しずつ難易度を上げていけばよかった。
これはチェーンソーの話に限らずすべてに共通して言えることではないでしょうかね?

スポーツ選手にとっては“技能取得”の際に特に覚えておくとよいと思う。
例えば、いきなり鋭いスライダーを投げることはできないし(野球)、
ある日突然無回転シュートを打つことができるようにはならないし(サッカー)、
今日すぐにジャンプサーブを打つことはできない(バレーボール)。
「何事も最初はこういうものだ」と道理にかなうように考え、
地道にできるときまで努力するということです。

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初めは下手でも、行なっているうちにだんだんと有能にできるようになる。

だから、前を向いてやること!

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チェーンソーは今後使うか分かりませんが、
様々な経験を通じて学んだ道理を生活に活かすことが大切ではないかと。
そんな経験をみなさんにも共有させていただきました~