新しいアイテムの購入

今月、冷蔵庫と洗濯機のレンタル期間が終わる予定だ。
そのまま持続するのか、中古を購入するのか、どうしようかと悩んでいた。
新品を購入するという選択肢は頭の片隅にしかなかったが、「新しくしなさい」という御言葉に従い、奥さんと相談して新品を購入することに決めた。

新品を購入すれば費用がかさむ。
しかし、中古で心に叶う商品はなかなか出てこない…レンタル品は品質が劣っている…
新品の品質の良いものを購入して快適な生活を送れるようにしたいという思いはあったが、なかなか一歩が踏み出せずにいた…
それぞれの長所短所を様々に考えながら、コストを削ることを優先にし、これまではレンタルを選択していたのだが、「新しくしなさい」という御言葉が背中を押してくれた。

人生の中で様々に選択を迫られ、決断を下さないといけない場面が多々ある。
その時には判断基準がとても重要になるのだが、御言葉によって判断基準をはっきりと持つことができるようになる。

新しいアイテムが生活を新しくしてくれることを期待する。
洗濯機は今の約2倍の大型を購入したので、ユニフォームやジャンバーの洗濯を分けずに一度で洗濯出来るようになるだろう!
また冷蔵庫は冷蔵冷凍のスペースが約1.3倍ほど大きくなるため、一度に大量の買い物をすることができるようになるだろう!

 

さて、新しいアイテムと言えば、最近、我がチームでスイング速度、角度を分析できるセンサーを購入した。
このアイテムによって、客観的な数値データを根拠にして指導することができるようになった。
データ野球という流れの中で、データをどのように活用し、指導に落とし込んでいくのかが大きな課題だ。

新しくすることで新しい世界で生きるようになる。
新しくしなければ新しい世界で生きる者たちに取り残される。

何か一歩踏み出せず足踏み状態であるならば、「新しくしなさい」という御言葉に従って、果敢に前進することだ!

練習の目的は何か?

今日は新年最初の練習だった。
4日ぶりの全体練習ということもあって、最初に長めのランニングをして、十分に身体を温めてから練習に入った。
なるべく人と人との接触を避けるためにどのように空間を分け、どのようにスケジュールを組むか非常に悩んだが、祈ったら構想が来た。
基礎体力トレーニング班、ロングティー班、内野守備練習班、外野守備練習班の4班に分けて、ローテーションで練習を進行することにした。
グランドを2分割し、ロングティーと守備練習を同時に進行させてみたが、なかなか効率が良かった。
ロングティー班がボールを拾う時間に内外野の連携もこなすことができた。

野球場という限られた空間をどのように利用するのか、また、限られた時間をどのように使用するのか、指導者は構想を練らなければならない。
時空間的な制約に縛られ、練習にならないと愚痴を漏らしては絶対にいけないと思う。
いかに効率よく、効果的に練習を進行するかは指導者の力量だろう。

 

練習の内容だが、久しぶりの全体練習だったこともあり、選手の集中度合が若干低かった…
また、散漫なプレーも続出した…

途中で選手たちを集めて練習の目的について教育した。
「何のために練習するのか?」と問うた。

読者の方々にも考えていただきたい。
何のために練習するのか?練習の目的は一体何なのか?と…

練習は試合のためにする。
試合で活躍するために、試合でうまくやるために練習する。
試合で使えないプレーを練習する必要はない。
練習で上手くできないことは基本的には試合でも上手くできない。

練習の根本の目的を再確認し、すべてのプレーを試合と同じようにやるように選手たちに話をした。

これから約40日ほど続いていく冬季練習。
春先の試合に向けて、すべての練習の目的を明確にしながら試合のための練習をしていきたいと思う。
決して練習のための練習にならないように…

休むことなく夢に向かって努力する者たち

年末12月31日まで全体練習をこなした。
年始は3日間の休暇をもらったが、その期間はOB選手の個人指導にあたった。
また1月4日からチームの全体練習がスタートしていく。

休むことなく夢に向かって努力する選手のその姿が美しい。
年末だろうが、年始だろうが、決して歩みを止めない。

先生が年末の最後の最後まで極寒の中で松の木を植える作業をされたと聞いて衝撃を受けた。
年始からは詩を60篇以上も書き、昨年よりも物凄い量の物事をこなされていると聞いてさらに衝撃を受けた。

何か大きなことを成す人は考えと行ないのスケールが桁違いだ。
時空間の概念も完全に違う。
目的に向かって突き進む精神力、最先端の技術とノウハウを目の当たりにすれば開いた口が塞がらない。

 

あるプロ野球選手が1軍の選手と2軍の選手の違いをヒトコトで話していた。
「精神、思考、思想の違いだ」と。
それぞれ個々の身体能力には1軍の選手と2軍の選手で大差がないという。
同じ人間、しかし、どんな精神を持ち、どんな思考で、どんな思想で行なうかによって結果は完全に異なる。

OB選手の一人が伸び悩んでいた。
来年までに球速を10km/h上げようと目標を立てたのだが、目標を達成できそうか?と問うと、「難しいかもしれない」との返事が返ってきた…
「やればできる。できる時までやるんだ!」と思考をプラスに正して送り出した。
人は考えで生きていくと先生は教えてくださったが、本当にその通りだとまた再認識した。
彼は才能がないわけではない。
我が監督も「もう少し時間をかければ(プロに)いけると思う」と太鼓判を押していた。
しかし、自分の愚かな考えが自分自身の可能性を閉ざしているのだ…

彼だけに該当する話ではないだろう…

 

新年からこんなにも慌ただしく動いたのは初めてだ。
休むことなく夢に向かって努力する者たちと共に、自分も学び、成長していきたいと思う。