責任を取る男、責任を取れる男

昨日、一つのドキュメンタリーを紹介してもらった。
分量が1時間のドキュメンタリーだったのだが、ゆっくり見る時間がなく、二倍速で見た。
内容は韓国のプロ野球が始まって間もない1984年の韓国シリーズで大活躍したある投手の話だった。

韓国のプロ野球は1982年に6チームで始まった。
現在は10チームで一つのリーグを作って試合をしている。
メジャーや日本にも多くの人材を送り出している。

彼は韓国プロ野球の草創期を盛り上げた。
1984年の韓国シリーズで優勝のかかった一戦を彼は一人で投げ切って胴上げ投手となった。
優勝直後のインタビューでは記者から今一番言いたいことは何かと問われ「寝たいです」と答えていた(笑)
なぜそのように答えたのか?
その年の韓国シリーズでは第7戦の最終戦までもつれたのだが、そのうちの4戦に先発、1戦はリリーフと計5試合に登板したからだ!
日本のプロ野球でも過去にそのようなエースの連投劇が繰り広げられていた。

彼はメガネをかけていた。
当時、韓国ではメガネをかけている男性は弱弱しいというイメージがあったそうだが、彼の活躍によってメガネブームが巻き起こった。
メガネをかけた投手の漫画が登場したり、彼と同じメガネのフレームが流行になった。
そのメガネのフレームは今も人気があるという。

そんな彼と実際に対戦した人物たちの話がドキュメンタリーの中で出てきた。
彼は他の投手と何が違ったのか?
それは精神、「ピッチャーは力のある限り投げぬくんだ」という精神を確かに彼は持っていた。

この言葉は自分がマウンドに立つならばその試合は責任を取るということだろう。
彼が延長15回の試合も紹介されていた。
相手の投手も完投し、両者200球を超える投球数だった。
今ではあり得ないことだが、自分がマウンドに立った試合は自分が責任を取るという気概は今の時代にも必要な精神だろう。

先生がベトナム戦争に行かれた時、どのような思いだったのかを想像してみる。
先生はベトナム戦争に行くのが嫌だったが、「人が道を行く途中、兄弟たちが血を争うことを見て、その道をただ避けて通ることができるのか?あなたは私(神様)を信じて生きる者として誰よりも先に行って止めないといけないのではないか?個人の争いが大きくなり、民族の争いまでになったあの国で争いを止めにこの民族あの民族が行っているのに、あなたも先頭に立って行ってみなくてはいけないのではないか?あなたが行って人々がどのように戦争をしているのか、彼らと同じく直接経験してみて私に祈り求めなければならないのではないか?*1」という神様からの霊感を受け取ってベトナム戦争行きを決意された。
その時、実際に先生がどのような思いであったかは定かではないが、自分が責任を取るという思いで行かれたのでは…

責任を取ると言えるということは、実際に、責任を取れるだけの力を兼ね備えている証だろう…

責任を取る男、責任を取れる男になろう!という決意を込めて書いた。

 

(*1) 『戦争は残忍だった。愛と平和だ。』(第一巻 p.46)より

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