野球オンライン練習会

先日、野球部がオンラインで練習会を開催した。
コロナ禍以降、オンラインで様々な活動が行なわれるようになったが、スポーツの練習をオンラインで行なっている人たちはどれくらいいるだろうか?と不図考えた。

当初、「野球の練習がオンラインでできるのだろうか?」と疑ってかかっていた。
しかし、実際にやってみると、工夫次第では、オンラインでも練習が可能だということが分かった。

野球というスポーツは団体競技でありながら、個人競技の側面が強いように感じる。
個人競技の練習となれば、全員が同じ空間に存在していなくても成り立つ。
素振りやシャドウピッチング、ゴロ捕球に至るまで、1人で出来る練習、いや、1人でしなければならない練習は、考えてみると山のように存在する。

人の固定概念というモノは本当に恐ろしい。
「練習=一同に集まってやるもの」という固定概念が活動の幅を大きく狭めてしまっていたことに気が付いた。
(人の宗教というものに対する固定概念も同様に、人生を豊かにするソースを取り入れることをブロックしてしまっている…)

さて、オンラインでの練習は録画という形で残すことが可能である。
同じ時間帯に参加できなかった人たちも、後で見て、同じく練習することができるというメリットがあるのだ。
時空間を超越した野球の練習スタイルは、非常に画期的ではないだろうか?
同じ時空間でしか成り立たないというスポーツ活動の固定概念を取り払い、より多くの人たちが少しでもその活動に参加することができる形を追求していけば、また野球というスポーツの存続問題にも一石を投じることができるだろう。

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