故障者リストが増えていく…

現在、チームに肩肘に痛みを訴えている選手が10%もいる…

10人に1人という数字を皆さんはどのように捉えるだろうか?

レギュラーメンバーのうち、1人は肩肘に痛みを抱えながらプレーしているという数字だから深刻だ…

肩肘の痛みが発生する主な要因は投球過多…
我がチームの練習量はおそらく他のチームと比べると1.5倍~2倍になるがゆえに、肩肘への負担を考慮して、チーム練習以外での投球練習、休養日の自主練習における投球練習を禁止している。
しかし、禁止事項の順守は選手個人に委ねられるため、防止が非常に難しいと感じている。

2日間の休養後に肘の痛みを訴えてきた選手がいた。
明らかに、休養日に投球練習を行なったことによる投球過多が原因だろう…

 

指導者たちの悩みは想像以上に多い。
選手を育てることにおいても、選手を管理することにおいても、神経を使わなければならない部分が非常に多いからだ。
それに加えて、成績を出すことまで求められるため、「長生きできない」と口からこぼれることもあるほどだ…

 

我がチームでは肩肘以外の故障者も含めると、現在20%の選手が故障者リスト入りしている。
スポーツには怪我や故障が付き物だとは言われるが、未然に防ぐことができる策はいくらでもある。
特に発達過程の選手たちの指導は競技よりも選手生命を最優先にした指導が求められると思う。
肝に銘じて一層選手たちの管理に努めたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA