練習で上手くできてこそ、試合でも上手くできる

日頃から「試合だと思って練習しなさい」と口酸っぱく選手に話してきた。
しかし、なかなか試合のような緊張感を作って練習することが難しかった。

昨日から練習試合が始まり、ここに来てようやく試合のための練習という意識が芽生え、練習に対する意識が変わってきたように思う。
「練習で上手くできてこそ、試合でも上手くできる」ということは頭では分かっていても、本当に心からそう思って取り組んでいる選手は少ないのが現状だった…
試合で上手くいかない痛い経験を通して練習に取り組む姿勢が変わるのは当たり前のことだが、練習の中でもっと試合を意識することができるように指導者が導いていかなければならないと戒めている。

 

今日の練習はシート打撃を中心に行なった。
コーチの私がピッチャーを務めて各自が3打席ずつ打った。
試合同様の雰囲気を作るべく、小中学生A級の投手レベルのボールスピードに調節して投げ込んだ。
選手たちはミート重視にスイングを変えたり、短く持ったり、スイングをコンパクトにしたりして対応する姿が見られた。
(もちろん監督からの指示もあった。)
やはり試合同様の雰囲気を作ってあげると、それ相応の練習ができることを実感した。

練習の雰囲気作りは選手はもちろん、指導者も共に作らなければならないと思う。
試合同様の緊張状態を練習で作ることは易しいことではない。
しかし、そのような緊張状態を作り出して練習を重ねなければ勝ち上がっていくことは難しくなる。

明日も練習試合が組まれている。
大会に向けて着々と準備を進めていきたい。

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