冬トレの成果が見え始めてきた

今日は実践さながらの練習に取り組んだ。
冬トレを通して投手陣を集中指導してきたが、打者が打席に立っても大きくフォームを崩すことなく良く腕が振れていた。
冬トレで地道に毎日取り組んできたフォームの改造と体力・筋力強化の成果を垣間見ることができて嬉しかった。

しかし、指導者は絶対に高慢になってはいけないことをすぐに戒めた。
実際に試合で投げるとなると、また違ってくる。
相手との駆け引きや試合の流れ、勝敗を強く意識した試合での緊張感など様々な要因が投球に影響を及ぼすからだ。
選手たちには賞賛の声をかけても指導者自身の中では地に足をつけて試合に向けてさらに気を引き締めなければならないと思う。

また、ある程度の成果を上げるとあたかも指導者が自分の力量でやったかのような錯覚に陥ることがある。
決してそうではない。
もちろん、指導者の手ほどきがあったかもしれないが、選手が努力したのだ!
その選手の努力があったからこそ、その選手が良くなったのだ!
自慢の種にはなっても、線を越えて高慢になってはいけない。

ともあれ、冬トレの期間、ほぼ休まずに練習してきた甲斐を感じた今日の練習だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA