【扉を開けるカギ】の第6話はプロ野球界で活躍する守備コーチの話。
彼は遊撃手としてゴールデングラブ賞を受賞するほどの実力者だった。
17年という長い長い現役生活を終え、守備コーチとして新たな道を歩み始めていた。
彼は野球における守備という分野で真理を探求し続けてきた。
その中で疑問だったことは、
プロ野球選手たちがしきりにエラーをすることだった…
やはり先生のもとを訪れ、その口から出るヒトコトに耳を傾けた。
先生は何とおっしゃったか?
“수비할 때에는 준비다”
“守備するときには準備だ”
このヒトコトについて続いて
みな技術があるのになぜエラーするのか?準備できていないからだ。
と説明してくださった。
また、小刻みでステップする動きを見せてくださりながら、このように準備するのだとコーチしてくださった。
彼は大きな答えを得、今もコーチングに生かしている。
多くの守備職人たちが彼のもとから輩出されることに乞うご期待。