選手を省みるということ

先日、OBの選手が怪我をして入院したという知らせを聞いて、病院に駆けつけた。
雨の日に階段で足を滑らせ、脇の側溝に足が挟まり、そのまま倒れて靭帯が切れたそうだ…
彼は我がチームにいた時にも試合中に滑って靭帯を切った…
今回で二回目、全治3か月の診断、リハビリも入れて復帰には半年ほどかかるだろう…

私も怪我や病気で戦線離脱した経験が多々ある。
どれほど悔しく、どれほど苦しい思いで病院のベットで横たわっているだろうか…

そんな彼の心の慰めになればと思い、お菓子とパンとジュースを買ってお見舞いに行った。
今週、先生は命を省みなさいとおっしゃったが、いつも命を愛で省みられる先生の心情が少し分かった気がした…

 

野球選手の中で故障や怪我と戦っていない選手はいない、と言っても過言ではないと思う…
身体を駆使し、日々戦う選手たちを省みることは指導者の大きな役割だ。
技術を教え、訓練させることも大切だが、心身のケアを怠ると選手生命を失うことになりかねない…
今年一年の締めくくり、選手を省みることに集中したいと思う。

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