ミーティングに臨む姿勢

練習の前後のミーティングの時間。
この時間はチーム形成にとって非常に重要な時間だと考えている。

監督・コーチが選手に向けて話す一言がチームの今後を左右すると言っても過言ではない。

僕も、いつも何か一つでも選手に教訓を与えようと思ってあれこれと言葉を探す。
自分の思想を伝えて自分の水準の人を育ててもしょうがないので、
先生が教えてくださった御言葉の中から探して言葉を発するようにしている。

さて、先生が「はっきりと」という詩を書かれたが、
この詩は僕にとってミーティングの時間の心構えの指針となっている。

見るとき
詳しく見て
聞くとき
詳しく聞きなさい。

そうでなければ
見ても分からず
聞いても分からない。

再び見て聞くことのできないことを
形式的に見て聞いたら
見て聞いても
何にもならない。

あなたの命に
関することなら
どうするのか。

見て聞くとき
詳しく見て聞いてこそ
どこに行っても
はっきりと
話し
証する。

考えるとき
詳しく考えなさい。
そうでなければ
考えても
はっきり分からない。

話すとき
はっきりと話しなさい。
そうでなければ
聞く人が
聞いても分からない。

行なうとき
はっきりと行ないなさい。
そうでなければ
やっても後悔だ。
やっても問題だ。

鄭明析牧師の詩「はっきりと」より

話す側ははっきりと、詳細に伝えてあげること。
聞く側は自分の命に関わること(=選手生命に関わること)だと考えて聞くこと。

そして先生はこのようにもおっしゃった。

詳細に学ぼうとするならば姿勢から違わないといけない。
(韓国語で「詳細」と「姿勢」は「자세」という同じ単語)

どのような姿勢でミーティングに臨むのか。
指導者だけが熱心でもいけない。
選手だけが熱心でもいけない。
互いにそのミーティングに臨む姿勢を省みてみる必要があると思う。

ご参考に^^

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