プロ野球選手たちのキャンプインに伴って

プロ野球選手たちがキャンプインしたことを知らせるニュースを今週たくさん見聞きした。
試合・リーグ戦への準備がいよいよ本格的に始まったわけだ。

我がチームも、プロ野球選手たちと同様に、本格的に試合に向けた準備を開始した。
練習場所を温かいところへ移したいが、コロナによってできず、普段練習している場所で新たな段階に移行することになった。

11月に試合が終わってから約3カ月の間、一切試合をしていない。
すべての選手が試合から離れて長い時間が経過しているため、試合に対する感覚がかなり落ちている。
ゆえにキャンプで試合に対する感覚を取り戻すことができるようにするのだ。

特に気を遣うことは投手の調整だ。
フォームの改造に取り組む時期は終わり、捕手を座らせ、打者も立たせてのピッチングを始めた。
少し早いかもしれないが、2月下旬には練習試合が始まるため、少しずつピッチを上げることが必要だと思っている。

試合はコロナの状況でどのようになるかは分からないが、例年通りに開催されるとなると3月初旬には大会がスタートする。
残り1カ月を切っている。
チームの士気を高め、試合に向けた準備を着実に進めていきたいと思う。

パン一つだったとしても、あるのとないのとでは天と地の差

「パン一つだったとしても、あるのとないのとでは天と地の差」
この言葉は、空腹の中でひとり仕事をすることになった心情を表現した言葉だ…

先生はそういう人の心情を良くご存じで、いつも食べるものをくださる。
「愛は関心だ」とおっしゃったが、関心を払っているからこそ、空腹の人に食べるものを配ることができる。

先生がサッカーをされた時、その最中、あるいは終わった後に食べるものを配ってくださった。
受け取らなかったことが記憶にない。
物凄い多くの観衆一人ひとりにその場でスイカを数十玉切り分けて配ってくだっさったこともあった。
真夏にはアイスクリームを一人ひとりにくださったこともあった。
スルメを焼いてくださったこともあった。

先生は自分が空腹だった経験があるからだとぼそっとおっしゃったことがあったが、自分がつらい思いをしたならば、他の人には絶対にそうさせないという強く温かな気概を感じ、私もそのような人格を備えたいと思った。

 

関心。
選手に対して常に関心を払うことが監督・コーチの大きな役割だ。
チームの人員が増えるにつれ、一人ひとりを細かく省みる時間が少なくなっていくが、常に関心を払うことで、選手をしっかりとケアすることが大切だ。
先生は何千何万、それよりもはるかに多くの人に関心を払い、その心情を汲み取っていらっしゃる。

絶えず関心を持てる人間になっていきたい。
空腹だった自分を忘れることなく…

【扉を開けるカギ】試合の結果に対するチョンミョンソク牧師の心理的コーチング

【扉を開けるカギ】の第9話は経験の浅い監督の話。

勝負の世界は本当に厳しい世界だ。

どちらかは勝ち、どちらかは負ける。

勝負に強いこだわりを持つ者同士がぶつかり合えば、
その勝負の後には心身ともに疲弊する。

ある監督は「監督業は長生きできない」とぼやくほど、
勝負にかかるストレスは想像を絶するほど大きい…

名将と呼ばれる監督でさえも「勝ち続けているからこうして脚光を浴びているだけであって、負けたら監督を続けることすら危うい」と言った…

 

経験の浅い監督にとってみれば、
勝負にかかるストレスは非常に大きい。
負けるともなれば、大きな心理的ダメージを受け、
次への歩みを止めるブレーキ要素になりかねない…

彼はこのストレスとどのように向かい合えば良いのか悩んでいた…

チョンミョンソク牧師のもとを訪れ、指導を仰いだ。

結果に一喜一憂する彼にチョンミョンソク牧師はこのようにコーチングをされた。

 

【扉を開けるカギ】

“져도 낙심하지 말고 이겨도 방심하지 말아라”
“負けても落胆せず、勝っても気を緩めるな”

 

試合に負ければ落ち込む…
試合に勝てば気を緩める…

試合後の心理を的確につくチョンミョンソク牧師のコーチングにより、
彼の肩の荷は軽くなった。

勝敗の中でも一喜一憂せず、心変わりすることなく突き進んでいけるコーチングを受けた彼は息長く活躍できるだろう。
試合に負けて落胆せず、勝っても気を緩めずに歩む監督にエールを送りたい。

チョンミョンソク牧師のコーチングは、監督だけではなく、選手も含め、
勝負に関わる全ての人たちの【扉を開けるカギ】になり得ることは疑う余地もないだろう。
ハレルヤ!