背番号106番の雄叫び

6回、3-2の大事な場面で中継ぎとして送り出されたのは背番号106番だった。
トレード直後の初登板…
色々な思いが交錯する中、背番号106番は3者連続三振で相手を斬って雄叫びをあげた!

誰かって?
そう、澤村拓一選手だ!

この投球を見ながら鳥肌が立った。
名刺代わりの3者連続三振…
気迫あふれる投球に野球ファンの鼓動の高まりは最高潮となった!

澤村選手の新チームでの活躍に目が離せない。

野球は9回2アウトから。人生はもうダメだと思ったときから。

韓国のとある弁護士の話。
彼は高校2年生まで野球をしていたが自身の実力に限界を感じて引退を決意する。
しかしその時の学校での勉強の成績は1700人くらいの中でワースト10に入るほど。
そんな状況の中でも、決心をして、勉強に専念することに!
その後、弁護士になり、ご自身の経験を元に啓発本を書き上げるまでになった。

彼は自身の人生を通して、
「自分もどん底と言えるような状況から努力することで成功することができたのだから、あなたたちもできる」と希望のメッセージを伝えてくれている。

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さて、野球には「野球は9回2アウトから」という言葉がある。
この言葉は「たとえ9回2アウトまで負けていたとしても逆転することができる、あきらめるな!」ということであるし、
また「たとえ9回2アウトまで勝っていたとしても逆転負けすることもありうる、気をゆるめるな!」ということである。

私の個人的な考えであるが、
野球の一番の面白いところは、この9回2アウトという試合がもうすでに終わったと言えるような場面であっても何が起こるかわからない、逆転劇があり得るところだと思う。
言葉を少し変えるならば、万事休すと言えるような状況だとしても「覆す」ことのできるスポーツだから面白い!

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<行ない>によって、うまくいかなかったことを覆して成功することもある。

これは野球に限ったことではなく、
人生においても全く同じだと思う。

野球でいう9回2アウトのような、もうダメだと思ってあきらめたくなるような状況であったとしても、
チョンミョンソク牧師の言葉にあるように<行ない>によって「覆し」て成功することが可能だと思う。

これまでやってきたことがダメだと思えても、
他の道に行こうと思ったが現状行く先真っ暗だとしても、
<行ない>が「覆す」カギであるということは真理だ!

「行なおう、行なおう」
そう何度も自分に言い聞かせて<行ない>で状況を「覆す」!

そうやってこれから私自身人生を歩んでいきたい!

また、この記事を読んでくださった方も何かダメだと思い、あきらめたくなるような状況があるならば、チョンミョンソク牧師のヒトコトを力に前に進んでくだされば幸いである。

野球のための人生ではなく、人生のための野球

この夏に涙を流した球児たちへ

「本当にお疲れさま!」
心からまずそう伝えたいです。
数万の困苦を味わいながら今日ここまでやってきたのを私自身の経験からも分かります。

さて、野球に没頭していると、自分の人生が野球のための人生であるかのように錯覚してしまいます。
私もそうでした…

私はよくアスリートたちに問いかけます(野球選手の例)。
「もし今大けがをして野球ができなくなったらどうする?」
「野球をしていなかったら今の自分ってどうなっていたと思う?」
そうすると、皆、回答に行き詰ってしまいます…

 

<間違った思考をして行なうこと>は、
まるで運転する人がハンドルを違う方に回して
続けてスピードを出すことと同じだ。
(チョンミョンソク牧師の箴言より)

 

人生、野球だけを考えて生きるのは、正直、間違った思考です…
もちろん、高校野球に没頭するなと言っているわけではありません。
野球だけを考えて生きることに一石を投じているのです。

高校野球が終わり、ひと段落ついた今この時、少し立ち止まって自分の人生について考えてほしいです。

ユニフォームを脱いだ自分と向き合って、自分の個性は何だろうか?自分の生きる意味は何だろうか?と少し考えてみてほしいと思います。

そうして人生の根本の問いに対する答えを見つけて、人生を歩んで行ってほしいと思います。