【扉を開けるカギ】チョンミョンソク牧師が語る守備の極意

【扉を開けるカギ】の第6話はプロ野球界で活躍する守備コーチの話。

彼はあるプロ野球球団の守備コーチ。
選手時代は遊撃手としてゴールデングラブ賞を受賞経験もある実力者。
17年という長い長い現役生活を終えた後、守備コーチとして新たな道を歩み始めたばかりのころだった。

彼は野球における「守備」という分野で真理を探求し続けてきた。

その中でも特に疑問だったことは、
一流のプロ野球選手たちがしきりにエラーをすることだった…
なぜエラーが出るのか?
彼はチョンミョンソク牧師のもとを訪れ、その口から出るひと言一言に耳を傾けた。

チョンミョンソク牧師は何とおっしゃったか?

 

수비할 때에는 준비다
“守備するときには準備だ”

そして、
「みな技術があるのになぜエラーするのか?準備できていないからだ。」
と説明してくださった。

また、小刻みでステップする動きを見せてくださりながら、このように準備するのだとコーチングしてくださったのだ!

分かっているようでも、「確たる答え」として持てていたわけではなかった。
彼は大きな答えを得て、今現在も守備コーチでのコーチングに生かしている。
ハレルヤ!

多くの守備職人たちが彼のもとから輩出されていくだろう…

【扉を開けるカギ】チョンミョンソク牧師が語る一流と二流を分ける運動のツボ

【扉を開けるカギ】の第5話は多くの野球選手たちの前でチョンミョンソク牧師が運動について語ってくださった時の話。

その日、チョンミョンソク牧師の前には多くの野球選手たちが集まっていた。

初夏、強い日差しの中、チョンミョンソク牧師は野球選手たちが野球をする姿をご覧になって、最後にメッセージをくださった。

そのメッセージの中で、チョンミョンソク牧師は、運動のツボとも言える、一流選手になるために必要なことを語ってくださった。

 

“세밀하게 하는 것이다”
“細密にすることだ”

このヒトコトについて続いて、
「人は誰でも運動するとき、力強くはできる。しかし、細密にはできない。」
と説明をしてくださった。

細かいところまで根詰めて出来るかどうか。
特に野球においては細かいところで勝敗が左右する。
キャッチャーのブロッキングミス一つで負けることもある。
ベースランニングで塁ひとつ先を行くことで勝利を呼び込むこともある。

バッティングにおいては、
直径10㎝にも満たないボールが18.44m前から150km/hの速度で投げられるのだが、
そのボールを直径6.6㎝以下のバットで打ち返さなければならない。
当然、大雑把にスイングして当たるわけがない…

 

細密にプレーすることができるように日々努力・挑戦したいものだ。
チョンミョンソク牧師のコーチングを実践することで一流への扉を開く選手たちが輩出されることを期待したい。

【扉を開けるカギ】世界大会に挑む代表監督が受けたチョンミョンソク牧師のコーチングとは?

【扉を開けるカギ】の第4話は初めて世界大会という大舞台に挑む代表監督の話。

彼は地域の代表チームの監督を初めて任されることになった。
厳しい国内予選を勝ち抜き見事優勝を果たす。
続くアジア大会でも優勝し、世界大会の切符を掴んだのだった!

彼は世界大会に挑む前にどうしてもチョンミョンソク牧師からコーチングを受けたかった。

世界大会に出発前、チョンミョンソク牧師のもとを訪れ、コーチをしてくださいと依頼した。

世界大会という大舞台に挑む代表監督に向けてのチョンミョンソク牧師のコーチングはどのようなものだっただろうか?

 

チョンミョンソク牧師のコーチングは以下の3つだった。

“정신일도”
“精神一統”

“하늘의 운에 타야 된다”
“天の運に乗らなければならない”

“감각이다”
“感覚だ”

もうすでに天の運に乗って世界大会進出を決めたことは誰も否めないだろう。

著者は世界大会の様子をすべて中継で見守った。
結果は惜しくも3位だった…

いや、惜しいという言葉は全く必要ない。

初めて代表チームの監督に選出され、国内予選・アジア大会を勝ち抜き、世界の舞台で3位になったのだから何が惜しいだろうか!
ハレルヤ!

野球選手のみならず、全てのスポーツ選手は、重要な試合・大会には、このチョンミョンソク牧師のコーチングを必ず思い出してほしいと思う。