休みの日に特打ち

練習が休みの日、やるべき仕事があったので練習場に顔を出してみた。
すると、ある選手が休みを返上して練習をしていた。
私はやるべき仕事を済ませ、彼の練習の手助けをした。
およそ200球ほどの特打ちを行なった。
普段の練習に比べれば時間は短かかったが、マンツーマンだったため、いつもの倍ほどの練習量になった。

練習することが習慣になると、「休みを返上する」という感覚がなくなる。
ただ全体練習がないだけであって、毎日練習することが毎日ご飯を食べるようなことになるのだ。
こうなれば、先生の表現を借りれば、自動機械人生になったのだ!

練習を厭う選手と練習が習慣になった選手では、どちらの選手が成功するだろうか?
答えは火を見るよりも明らかだろう。

習慣というものは本当に恐ろしいものだ。
一度習慣付けば、あれこれ考えなしにそうしてしまうからだ…
悪い習慣の極にあるものが依存症だ。
何かに依存すれば、すなわち、何かをすることが強く習慣付いてしまえば、人生の道の先は暗い…
酒、タバコ、ギャンブル、性行為など、極の段階まで行き、依存症になれば抜け出すのが非常に難しい…

悪い習慣ではなく、良い習慣をつけたいものだ。
指導者は、選手が良い習慣を身に付けることができるようにすることが役割だ。
毎日の練習でひたむきに取り組むことができるに働きかけ、絶えず自分自ら進んで練習することができるように促すことが大切だと思う。

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