年末12月31日まで全体練習をこなした。
年始は3日間の休暇をもらったが、その期間はOB選手の個人指導にあたった。
また1月4日からチームの全体練習がスタートしていく。
休むことなく夢に向かって努力する選手のその姿が美しい。
年末だろうが、年始だろうが、決して歩みを止めない。
先生が年末の最後の最後まで極寒の中で松の木を植える作業をされたと聞いて衝撃を受けた。
年始からは詩を60篇以上も書き、昨年よりも物凄い量の物事をこなされていると聞いてさらに衝撃を受けた。
何か大きなことを成す人は考えと行ないのスケールが桁違いだ。
時空間の概念も完全に違う。
目的に向かって突き進む精神力、最先端の技術とノウハウを目の当たりにすれば開いた口が塞がらない。
あるプロ野球選手が1軍の選手と2軍の選手の違いをヒトコトで話していた。
「精神、思考、思想の違いだ」と。
それぞれ個々の身体能力には1軍の選手と2軍の選手で大差がないという。
同じ人間、しかし、どんな精神を持ち、どんな思考で、どんな思想で行なうかによって結果は完全に異なる。
OB選手の一人が伸び悩んでいた。
来年までに球速を10km/h上げようと目標を立てたのだが、目標を達成できそうか?と問うと、「難しいかもしれない」との返事が返ってきた…
「やればできる。できる時までやるんだ!」と思考をプラスに正して送り出した。
人は考えで生きていくと先生は教えてくださったが、本当にその通りだとまた再認識した。
彼は才能がないわけではない。
我が監督も「もう少し時間をかければ(プロに)いけると思う」と太鼓判を押していた。
しかし、自分の愚かな考えが自分自身の可能性を閉ざしているのだ…
彼だけに該当する話ではないだろう…
新年からこんなにも慌ただしく動いたのは初めてだ。
休むことなく夢に向かって努力する者たちと共に、自分も学び、成長していきたいと思う。