「瞬間の機会を逃すな」
この箴言は先生が曲の歌詞に入れるほどに重要視されているヒトコト。
脳の中に、骨の中に入れて行ないなさいとおっしゃるほどのヒトコトだ。
(骨の中に入れるという表現は、実際にはそうできないが、深く刻んで忘れないようにしなさいということだ。)
瞬間来る機会を逃さないためにはどのようにしたらよいだろうか?
まずは、機会に備えること、すなわち準備することだ。
自分の打席が来る前に素振りをしたりタイミングを合わせたりするように、また、いつ来るか分からない打球に備えて毎球スタートを切るように準備することだ。
そして機会が来たら逃さないようにする技術・実力がなければならない。
技術・実力はその機会の直前に準備したからといって備えられるモノではない。
常日頃から長い歳月をかけて努力を積みかさねなければならない。
機会を迎えて、目の前を通り過ぎていく機会を掴む技術・実力がなく、指をくわえて機会が通り過ぎることを見つめるしかないならば、どれほど悔しいだろうか…
先生がサッカーをする映像を見直してみた。
ワントラップで身体の向きを変え、そのままミドルシュートを決めたシーンに衝撃を受けた…
準備もさることながら、ボールを完璧にトラップし、そのままシュートする技術と瞬間の判断力、そしてシュートの正確さに驚くしかなかった…
技術と実力があってこそ機会を逃さないということを深く悟った。
今年、どのような機会を迎えるかは分からないが、機会を捉えることができるように常日頃から準備し、技術・実力を磨いていきたいと思う。