状況・環境はいつも整っている訳ではない…

この主題だけを見聞きすれば悲観的な話かと思われるかもしれないがそうではない。
「状況・環境はいつも整っている訳ではない」という考えが頭の中に入っていれば、少々状況・環境が良くなくても夢に向かって突き進んでいけるという話しだ!

コロナの影響で少数で練習を進行しなければならない状況であり、雪が溶けてグランドは水浸し、限られた環境の中での練習が続いている。
しかし、いつでもどこでもやれることは山ほどある。
河川敷の狭いサッカー場で練習を重ねて全国大会・優勝を勝ち取った経験から考えても、状況・環境が致命的な問題ではないことを強調したい。

コーチという立場から選手たちに伝えたいことが様々にある。
今このような状況・環境下だからこそ、その状況・環境を好材料として活用して教育することができると思っている。
状況・環境を言い訳にする人生にはなってほしくないという切なる願いを込めて最近は一層練習に熱が入っている。

先生がベトナム戦争に行かれた時、片手には銃を、片手には聖書を持ち、命の懸っている戦場でも聖書を読んだエピソードが思い出される。
「目的は目的だ」という有名な箴言があるが、状況・環境を決して言い訳にしない、目的を達成することに全力を尽くしていく、そういう人間に自分自身も成長したいし、選手たちもそのようになってほしいと思う。

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