バッティング練習中のことだった。
2か所でバッティングをしていた。
私はバッティングピッチャーを務めていたのだが、打球がネットのフレームのパイプ部分に当たって跳ね返り、私の頭部に直撃した…
ネットの配置が悪かったわけではなかった。
確率的には何万分の1だろうか…
事故というものはそういうものだ。
自分が予想だにしない状況下で起こりえる。
「自ら気をつけなさい」と鄭明析牧師はいつも話されるが、
どんなことをするにしても安全第一、本当に気をつけなければならないと緊張の帯を締める機会となった。
(衝撃はかなり強かったが、幸いにして少し腫れただけだった…守ってくださった神様に感謝…)
硬式野球の練習中に命を落とすケースが少なくない…
幼い選手たちはどれほど危険が伴うのか分かっていないことがある。練習中に集中力が途切れることもある。
事故が起こらないように、気を引き締めるように檄を飛ばすことも、”命を守るため”には必要になってくる。
指導者はもしもの場合に備えて、応急処置の方法などは心得ておかなければならない。
アイシングの仕方やAEDの使い方など、必ず知っておかなければならない。
尊い選手たちを安全に指導することができるように一層努めていきたいと思う。