摂理スポーツの連載記事『エキスパートへの道』の第三弾!
今日はまず鄭明析牧師の一行メンターを覚えてください。
「針を作るように全てのことを繊細にやりなさい。」
針を作る過程をご存知でしょうか?
摂理スポーツの著者は、ただ鉄を溶かして型にはめるくらいか、それに加えて機械で研磨するくらいだろうと考えました。
しかし調べてみると、針を製造する工程は十数の工程にも及びました!
(針の種類によって製造工程が異なるようです。)
さて、針を作るように“全てのこと”を繊細にやりなさいという教えですが、
“全てのこと”の部分に自分の分野の様々なことを当てはめて適応させることができます。
例えば、お医者さんであれば“手術”を繊細にやることだし、作家であれば“校正”を繊細にやることだし、会社員であれば“健康管理”を繊細にやることです。
もちろんエキスパートへの道を行くみなさんには“練習”を繊細にやることだし、“身体のケア”を繊細にやることです。
また、監督・コーチの方々には“指導”を繊細にやることです。
では繊細にやるというけれども具体的にはどういうことを言うのでしょうか?
みなさんそれぞれにも考えていただきたいのですが、具体例(野球)を一つ上げます。
>>練習を繊細にやること
みなさんのこれまでの練習はどのような練習だったでしょうか?
まずは練習スケジュール。
時間を区切ってやっていますか?
「ウォーミングアップ20分⇒キャッチボール10分⇒ノック1時間⇒バッティング1時間⇒自主トレーニング30分」と細かい時間スケジュールを立てて練習をしてみる。
すると今までとは動きが変わります!(やってみてください!タイムリミットの効果です!)
次は練習目的の設定と練習内容の具体化。
練習目的をはっきりと定め、それに準ずる練習内容を決めていますか?
上記の練習スケジュールの「ノック」を取り上げてみるならば、
「今日の練習目的は実践感覚を身に付けること」なので「走者とアウトカウントを付けた試合形式のノックをする」となります。
ただ漠然と「今日はノックをする」というのとは全く異なることは文章を見るだけでも一目瞭然です。
最後に練習の反省・フィードバック。
これを以外にやっていない人が多いと思います。
試合では何が良くて何が悪かったのかを省みて、次はどのようにしていこうと話し合うように、
練習に関しても何が良くて何が悪かったのかを省みて、次はどのようにしていこうと話し合って改善することができるようにしていくことです。
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以上、野球を例にして練習を繊細にやることとはどういうことかを解説してみましたが、いかがでしょうか?
もちろんこれがすべてではないし、みなさんが知恵を振り絞ればもっと繊細にやることが十分に可能です!
「針を作るように全てのことを繊細にやりなさい。」という鄭明析牧師の一行メンターでエキスパートへの道を一層足取り早く進むみなさんになることを願っております^^