野球界でスピード違反?

「スピード違反だ」

このような表現で讃えられたプレーをまずはご覧いただきたい。

ソフトバンクの周東祐京選手がフォアボールで出塁した後、盗塁を決めた。
そして…
2塁からキャッチャーのパスボールで一気にホームインしたのだった!

このプレーをよくよく観察してみると、
周東選手の2次リードからスタートを切る判断の良さ、三塁を回っていく滑らかさが絶妙だ。

スピードも必要だが、それ以上に、判断力とベースランニングの技術があってこそ好走塁が生まれる。

野球の醍醐味はこういう部分にあると私は思う。
プロと呼ばれる世界で繰り広げられる戦いの中で生まれる好プレーを今後も観察していきたい。

開幕「11」連勝

「勝つ」ということがどれほど難しいことか…
勝負の世界で生計を立てる者ならばより実感することだろう…
ましてや「勝ち続ける」となれば…

さて、巨人の菅野智之投手が開幕から11連勝した!
その模様をハイライトでご覧いただきたい。

チームも好調、残り48試合を残して優勝マジックが点灯している。

野球はチームスポーツ。
グラウンド上の9人、いや、監督コーチ、ベンチにいる選手も含めて、皆がそれぞれの個性を生かして役割・使命を果たしてこそ勝利を掴むことができる。
ひとりではできない。

「個性通りに使命を与えて一緒に行なうようにしなさい。」という今週の御言葉が野球にとっても大きなポイントになると思う。

菅野投手の活躍はもちろん、チームの皆が個性通りに行なった結果が開幕11連勝につながったに違いない。

菅野投手が以降どこまで記録を伸ばせるのか、期待したい。

連続試合出場が「815」でストップ。

先日、ソフトバンクの松田宣浩選手の連続試合記録が「815」でストップした…

試合に出続けること自体、非常に難しいこと…
プロの世界では結果・成績を残さないと試合に出続けることができないため、この記録の価値は他の記録よりも価値があると個人的には思う。

一時的に上手くやることは、誰にでもとは言いすぎかもしれないが、易しいことだ。
しかし、持続的に上手くやることは、並大抵の努力では成し遂げられない。

松田選手の特集を見たが、試合の何時間も前に球場入りしてウエイトで追い込んで身体・筋力を維持・向上させていた。
年齢は今年37歳だというが、衰えを感じないプレーと気迫でファンを楽しませている。

記録は815でストップしたが、記録以上に人々の記憶に残るプレーを期待したい。