野球というスポーツは女性の手なしには成り立たない?!

『野球というスポーツは女性の手なしには成り立たない?!』という問いに対して、はっきりとした理由も含めて答えることができるだろうか?
読者の方々に、一度考えてみていただきたい。

「女性の手」というのは比喩ではない。
「女性の手」によって野球をするために必要不可欠なモノが作られている。

 

野球をするために必要不可欠なモノとは何だろうか?
それは「野球ボール」だ。

世界で使われている野球ボールの大部分が中国、スリランカ、コスタリカの女性たちが一つひとつ縫って作っている。

普段、野球をしている時には使用している野球ボールがどこでどのように作られているのかを意識することはほとんどないと思う。
当たり前のように使っているボールもどこかで誰かが労苦して作ったということを知るべきではないだろうか。

信仰を持つ私は、この事実を通して、神様のことに繋げて考えを深めた。
我々人間が当たり前のように使っている地球も神様が労苦して作ったということを再度認識するに至った。
この世の中、どこかで誰かが労苦しているのと同様に、神様も労苦してくださっているのを感じた。

野球というスポーツが「女性の手」なしには成り立たないように、私たちの人生が「神様の手」なしには成り立たないということを悟り、明日の主日を感謝で迎えたいと思う。

中学校の硬式野球・ポニーリーグでの取り組み

野球界において様々な改革が進んでいる。
今日は中学校の硬式野球・ポニーリーグでの取り組みを紹介したいと思う。

ポニーリーグという名前の由来だが、ポニー=PONYとは、Protect(守る)・Our(我々の)・Nation’s(国の)・Youth(青少年)の頭文字を取っている。
我々の国家の宝である青少年の成長を守ろう」という理念を元にしてアメリがで始まったリーグだ。
今は世界各国に普及していて、国際大会も毎年行われ、全米で中継されている。

そんなポニーリーグでは2020年に「SUPER PONY ACTION」と題して、投球数制限や国際標準バット(反発係数の低いバット)を導入したり、マナーの良くない保護者や観客に対してイエローカードを出したりする取り組みを行なった。
野球界に一石を投じる新しい取り組みだった。
さらに2021年にはパート2として、コロナ禍により家庭経済の悪化から野球少年・少女を守るための野球用品提供制度や少年・少女の夢実現をサポートする留学支援金・給付型奨学金制度の導入、さらには安心して野球に夢中になれる環境を整える直接的な就職サポート体制を整えるなど、新たな取り組みを始めるようだ。

このように野球界を新しく、もっと良く作っていこうとする取り組みが増えていくことを期待する。

意識の差が実力の差になる

「新しくしなさい」という御言葉で始まった2021年も2週間が過ぎた。
「1月、2月、3月」は「行く、逃げる、去る」と言われるように歳月があっという間に過ぎていく気がする。
しかし、時間は正確。
速くなることもなければ遅くなることもない。
ただ淡々と流れていく。

流れていくままに時間を放っておけば何も残らないだろう。
時間がほしいと嘆く人は多いが、時間を貴重に使っている人は多くない気がする…

先生は長く生きようと思わずに2倍3倍走りなさいと教えてくださった。
そうすればその分長く生きたことと同じだと。
1000年生きたとしても、ただ食べて飲んで終わったら何になるだろうか…
100年生きたとしても、その名と言葉・行ないが後世2000年にも及ぶイエス様のように生きるならば、それに勝る人生はないだろう。

 

時間は有限。
練習時間も同様。
限りある時間をどのような意識で練習するのか、最近選手たちに続けて教育していることだ。
大まかに、適当に100回スイングをするくらいなら、10回でもいいから全力で試合と同じようにスイングした方が良いではないかと。
ダラダラと10周走るなら1周全力で走った方が良いではないかと。

野球の練習は長いと言われる。
やるべきことが多いからだ。
しかし、短い時間で集中すれば十分であることもあるのは事実。
時間に対する意識を変え、練習中の一挙手一投足に対する意識を変えることで実力がついてくることを確信する。

実際、我がチームではコロナの影響もあり少人数で2時間の練習スケジュールにキャッチボール、ノック、ティーバッティング、バッティングを全部詰め込んでいる。
時間を意識させながらテキパキと動くように選手を促しながら練習してみると1時間で3時間ほど練習をしたのではないかと錯覚するほどの充足感がある。

時間に対する意識を変え、練習に対する意識を変え、野球に取り組む意識も変えていけたら良いと思う。

一つ一つすべてのことに新しくすることがあるから、行なうことすべてを一つ一つ新しくしなさい。*1
(2021年1月3日主日の御言葉)

アーメン。

 

(*1) 사사건건마다 새롭게 할 것이 있으니, 하는 것마다 사사건건 새롭게 하여라