【連載】エキスパートへの道~直すこと~

摂理スポーツの連載記事『エキスパートへの道』第四弾です!
*エキスパートとは、熟練者・専門家という意味です。

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エキスパートを目指すみなさんへの今回のアドバイスは「直すこと」です。
故障した車は直してこそ再び使うことができるように、
自分の中にある直すべき部分を直してこそ、これまでできなかったことができるようになるし、
もっと早く、もっと要領よく、もっとたくさん、もっと楽に様々なことを行なえるようになります。

<直すこと>は「病気を治して生きること」と同じです。
<直すこと>は「道を作って通ること」と同じです。
だから「数万倍、有益」です。
                                     (鄭明析牧師の御言葉より)

スポーツ選手が練習する理由の一つは自分自身を「直すこと」です。
野球を例えに挙げると、自分の理想のスイングに近づけるために鏡を見ながら素振りをしてスイングを直します。
いつも自分の頭の中にある「考え」と「行動」の違いを直す作業です。
もちろん理論を勉強して間違った考えを直すことも重要です。

とあるプロ野球選手が著書の中で
「間違いを認めるところから成長が始まる」
とおっしゃっていたことを記憶しているのですが、
まずは自分の間違っている部分を認識して、
その間違っている部分を直していくことでその分野の一流になっていくと思います。

エキスパートへの道。
自分自身を一つずつ直していくことが果てしない作業に思えたとしても、
実は一番近い道なのではないかと考えます。

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「直すこと」
いつも意識して練習してみてください!

年末の大掃除~古いモノを捨てること、新しくすること~

年末、みなさんはどのようにお過ごしですか?
大掃除で忙しくされている方も多いのではないでしょうか。
大掃除をしながら
「これ、捨てるのもったいないなぁ、いつか使うかもしれないなぁ。」
と考え、なかなか古いものを捨てられない…なんていうことはないでしょうか?

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このことを考えながら、
自分の仕事のやり方や生活のスタイル、自分の習慣や言葉遣い、心の在り方などなど、
古い自分を捨てることができていない現状があるのではないか?
と考えが深くなりました。

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新しい方法、新しい心、新しい行ない、
新しい次元、新しい人で、新しくやることだ。

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新しくする方がもっと早い。
古い心を持って行なうより、すべて覆して、心を新たにしなさい。

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新しくやらなければ、道がふさがって、「希望」が終わるようになる。
新しくやりなさい。新しくやる人に「新しい希望の道」が開かれる。

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新しいものがどうやって古いものと比べられるだろうか。
新しいものは、古いものを捨てた人のものだ。

これらの鄭明析牧師の言葉を聞いて、
この年末には「古いモノを捨てること、新しくすること」を意識して過ごそうと思いました。
みなさんもぜひ年末の大掃除には「古いモノを捨てること、新しくすること」に挑戦してほしいと思います!

クリスマスの夜…

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この写真は近所の空きグランドで撮影したものなのですが、
毎日グランドの同じところを数十周もランニングをしている方がいて、
(しかもその方は数十年も続けていらっしゃるのだが、)
“道”ができていることに驚き感激した次第です。

そして、
「どれだけ繰り返し同じところを踏めばこのように道ができるのだろうか?
さて、キリストという存在は人類を救うために来たけれども、
言い換えるならば“救いの道”を切り開くために来たけれども、
それはただでできるものではない。
どれほどの労苦があったのだろうか?」
と考えが深くなりました。

主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試錬の中にある者たちを助けることができるのである。(ヘブル人への手紙章18節)

人の痛みはその痛みを経験したことのある人にしか分からない。
しかし、人の痛みを一番よく分かる存在がいるけれども、それがキリスト。
突然キリストという存在として世の中に現れたわけではなく、
大工の息子として生まれ(マタイによる福音書13章55節)、
世に福音を伝え始めたのが30歳の時であるのだが、(ルカによる福音書3章23節)
40日間の断食をして悪魔の試みに勝利したり(マタイによる福音書4章1-11節)、
上記の聖句(ヘブル人への手紙章18節)からそのほかにも成長過程の中で数多くの試練を乗り越えられたりされたことが察せられます。

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人の痛みや労苦を分かってくださるキリスト。
そんなキリストが語る一言は、まさに人々にとっての“救い”の一言だと確信する。

すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。(マタイによる福音書11章28-29節)

人の痛みを包むことのできる愛はどれほど大きいのだろうか…

救いの道を切り開いたキリストの労苦を考えながら、
キリストが語る一言に胸打たれたクリスマスの夜…

 

とある企業で働き、過労が原因で自殺した方がいらっしゃることをニュースで聞きました。
今後そのようなことが起こらないことを祈るし、
その方のように本当に苦しんでいらっしゃる方にこの一言が届きますように。