5連敗…

これまでに経験したことのない挫折感の中にいる…
5連敗…
まだ一勝もできていない…

今日はさすがに声を張り上げた。
沈み込む選手たちを鼓舞するために。

結果は二の次だが、これほどまでに結果がついてこないのは深刻だ…
チームにはあたかも負けて当然かのような空気が漂い始めている…

今日もエラーが続いた…
エラーしたことに対しては監督も私も決して叱責しない。
試合がまだ進行中なのにエラーして落ち込んで途中で勝負を放棄したかのような態度に声を張り上げたのだ!

何事も諦めたらそれで終わりだ…
先生は「最後まで」というヒトコトを髄の奥深くまで入れて生きるようにしてくださった。

野球も人生も最後まで諦めずに行なった時に何かを得られる。
試合の中でそういった最後まで諦めずに行なう精神を培ってほしいという切なる願いが選手に届くことを祈る。

4戦全敗…

冬トレも終わり、練習試合が始まって2週間が経とうとしている。
この2週間の間に4試合を消化した。
いよいよ大会に向けて指導がかかったところだ。

しかし、その練習試合の結果も内容も燦々たるものだった…
4試合あったのだが、一度も勝てなかった…
タイトル全敗の通り、4戦全敗だった…

負けた原因はエラー…
とにかくエラーが多すぎた…
今日の試合も記録上エラート書かれるものだけでも3つ…
記録に書かれないエラーを含めると8つはあった…

 

失敗は誰にでもある。
しかし、その失敗がどのような挑戦の過程の中で起こったのかによって失敗の内容が全くことなる。
積極的に動いた上でのエラーなのか、消極的に動けずエラーになったのか、一つひとつ見極めていかなければならない。

勝ちたいという欲望は無いと言ったら嘘になるが、練習試合という大会に向けた過程の中で勝ちを意識し過ぎては大事なものを見失ってしまうかもしれない…
課題が山ほどあり、かなり精神的にはキツイが、絶対に指導を諦めず、課題をつぶしていきたいと思う。

ミーティングの内容を覚えていない選手たち…

今日の練習の初めに、昨日のミーティングの内容について、どれくらい頭に残っているか気になり、選手たちに質問を投げかけてみた。
正直、全ての内容を記憶することは難しいが、自分に必要なことを2つか3つは覚えているだろうと予想していた。
しかし、「昨日のミーティングの内容を覚えている限り話してみなさい」と問うてみたところ、伝えたかった内容の20分の1ほどの答えしか得ることができなかった…

あまりにも覚えていなかったので、ミーティングの内容をメモしたかと尋ねたところ、メモした選手は20%ほどだった…
メモを取らないと忘れてしまうため、メモ用の小さなノートを絶えず持ち歩くようにと促していたのだが、その言葉通りに今日メモ用のノートを持ってきた選手はたったの5%だった…

この状況にかなりの危機感を覚えた…

 

心と思いと命をつくして行なってこそ、その仕事の光を放つようになる。
마음과 뜻과 목숨을 다해 행해야, 그 일의 빛을 발하게 된다.
(2021年2月26日 主の御言葉)

 

簡単に小手先で適当にやって上手くいくことはない。
しのぎを削る勝負の世界で頂点に立とうとするならばなおさらだ。

心と思いと命をつくして行わなければならないことを様々な形で選手たちに伝え続けてきたつもりだが、足りなかったということだ…
選手たちの理解力にも合わせて一つひとつ伝えていかなければならない…

野球という分野で光を放つことができるように、心と思いと命をつくす選手を育てるべく、指導者として一層研究し努力していきたい。