怠ける者になっても良いのか?

自分も知らないうちに怠ける生活を送ってはいないだろうか?

怠ける者は食べることが面倒で、毎日食べないうちに死ぬこともある。
怠ける者は毎日体を洗わずに生きる。
怠ける者は着た服を1年に1度洗濯する。
怠ける者は1年に1度体を洗う。
怠ける者は歯も毎日磨かない。
(2021年3月3日 主の御言葉)

この先生の箴言を見ながら、さすがにここまで怠けることはないだろうと思う。
しかし、大なり小なり怠けていることがあるならば、このようにこうだということを戒めなければならない。

1年に1度しか自分の体を洗わないことを一度想像してほしい。
体中がかゆくてすぐに想像を遮断したくなるのではないだろうか?
そのように怠けるということを忌み嫌って勤勉に生きるようにと教えてくださった御言葉だと思う。

練習中、怠ける選手が多かれ少なかれ存在する。
素振りをするときに適当にバットを振り回すのならば、それは怠けだろう…
ランニングをするときに手を抜くのならば、それは怠けだろう…

どうせやるならば、ちゃんとやろうではないか!
どうせやるならば…

怠けるのならばやらない方がましだと思うことも正直ある。
怠ける習慣や体質が選手たちに絶対身につかないように教えていきたいと思う。

勤勉な人は人生の勝利をした人だ。
勤勉な人は自分の願いをかなえる。
生活の中で自分を勤しんでつくりなさい。
(2021年3月3日 主の御言葉)

アーメン。

精肉店を営む店長の勤勉さ

先日、精肉店を営む店長に直接お話を聞く機会があった。

彼は20代後半、それまでやっていた仕事ではぎりぎり生計が立てられるくらいだった。
そこで、それまでやっていた仕事に見切りをつけて新しい仕事を探すようになった。
しかし、様々な仕事を手掛けてみるが、上手くいかなかった…

そんな中、友人から精肉店をやってみてはどうかという話をもらうようになる。
果たして肉を売ることで家族一家を十分に養っていくことができるだろうか?と疑問に思ったが、友人に背中を押されて一から学び始めるようになった。

肉の選び方やさばき方、お店の運営方法などを文字通り命懸けで学んだという。
大好きだった酒もタバコも断った。
友達の様々な誘いも全部断って学んだ。
そうして3年、彼は独立して店を構えることに成功した。
今では2号店もオープンするほどまでに栄えている!

朝早くから市場に出かけ、自分の目で肉を見て競り落とす。
自分の手で一つひとつ捌き、夜遅くまで販売する。
店を休むことはほとんどなく、休んでもお盆や正月明けに2,3日だけ。
そんな勤勉さによって彼は成功を得たのだ。

「何事も諦めず、できる時までやるしかない。
お金を稼ぐことは簡単なことではないが、それくらいのことをしてこそできる。」
そのように話をされていた。

 

成功話の裏側には勤勉という2文字がついて回る。
ただで成功を手に入れた人がこの世のどこにいるだろうか?
楽して得しようとする怠惰・怠慢な考えをしていては絶対に上手くいかないだろう。

チームの現状を突破するカギは「勤勉」の2文字だ。
また今日から一週間の練習が始まっていく。
選手たちが「勤勉」になれるように指導していきたい。

勤勉さを兼ね備えること

「勤勉」という言葉を辞書で調べてみると、「仕事や勉強などに一生懸命に励むこと(デジタル大辞泉)」とある。
一生懸命に励む姿勢・態度を兼ね備えることは成功という道を歩む上で必要最低条件と言えるだろう。

勤勉な人の計画は、ついにその人を豊かにする、すべて怠るものは貧しくなる。
(箴言21章5節)

勤勉と怠惰・怠慢、それぞれ両極の言葉だが、果たして自分がそのどちらに該当するだろうか?
自分に何らかの貧しさ・窮乏(きゅうぼう)が訪れているのならば、怠惰に行なってはいないのか、省みなければならない。

 

今のチームの状態は危機的な状態だと言える…
昨日、ブログでも書いたが、これほどまでにチームとして落ちている原因はこの御言葉が答えだと悟った。
選手、指導者も含め、努力をしていないわけではない。
しかし、勤勉か?という問いに対しては100%イエスと胸を張って答えられる水準ではない…

練習試合で感じることは、技術や力に歴然とした差があるのではなく、怠惰・怠慢という奈落の底へと導く腐敗した精神がチーム内にあるということだ…
勤勉な体質へと変化を遂げなければ明るい未来はない…

大会を目前にし、根本的なチームの体質改善に取り組まなければならないが、決して遅くないと思っている。
試合の勝ち負け以上に選手たちが勤勉さを兼ね備えてこの先に成功の道に進むようになってくれるならばそれ以上に喜ばしいことはないからだ!

私自身も勤勉さを兼ね備えることを急ぎたいと思う。

 

※参考メモ
韓国語の聖書の箴言21章5節:부지런한 자의 경영은 풍부함에 이를 것이나 조급한 자는 궁핍함에 이를 따름이니라