スポーツ選手の気質、中でも、特に、「辛い時、苦しい時に歯を食いしばること」は形容のしようがないほどに素晴らしく美しいです。
その気質によって数々の困難艱難を乗り越えて打ち勝って、
人々の心を感動させる大舞台での活躍をして遂げるスポーツ選手・アスリートたちには頭が上がりません。
そういう自分もそのように努力してきたし、
今現在も指導者として辛く苦しいことも歯を食いしばって耐えて打ち勝っています。
しかし、それでは心情の限界を迎えることを知るようになりました。
人は努力したことに対して何らかの報いがあるときに虚しくありません。
でもその努力に相当する報いがない時、一番辛く、苦しく、心情のやり場がなくなります。
命を懸けて努力したとしても、そのすべてが報いられることはこの世の中では正直少ないし、
打ち勝った結果、残るものがないと、本当に極度の心情の苦痛を味わいます。
だから、大切なことは、その心情を真に分かつ「相手」を見つけることです。
誰にも話すことのできない胸の内を真に分かつことのできる「相手」はいるのか?
(これは僕の永遠なテーマだと思ってきました。)
先生はあるとき、
衝撃と苦痛があったけれども、堅固にやるべきことをやったそうです。
そして、「私は誰が慰めてくれるだろう?」と考えたそうです。
みなさんにもそういう時があると思います。
その時、<大きい手>が「私の手首」をぎゅっと握っている幻を見たそうです。
それは神様の手でした…
たくさんのモノを抱えているスポーツ選手たち。
どんなに強い選手でも慰めが必要な時があります。
そんなとき、手を取ってくださり、慰めてくださり助けてくださるのが神様だと教えてくださいました。
命懸けで自分の夢・目標に向かうみなさんの手を取ってくださる神様。
先生が教えてくださったことは、「対話をしてみなさい」ということ。
自分のことを素直に神様に話してみること。
辛い時、苦しい時に歯を食いしばることも大切だけれども、
誰にも言えない胸の内を神様に話してみてはどうでしょうか?^^