たゆまず、粘り強く、勤勉に

韓国語の単語の中に「꾸준히(ックジューニ)」という単語がある。
日本語に訳すならば、タイトルにもあるように、「たゆまず、粘り強く、勤勉に」といったような意味を持つ単語だ。

先日、法人設立のプロとお話する機会をいただいた。
その際、誰でも最初は意気込んでスタートするが、結局、꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)運営ができなくて団体名だけが形式的に残る場合が多いという話を聞いた。

「ローマは一日にして成らず」ということわざもあるが、何事も꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)できるか否かが成功・失敗の分かれ道になると思う。

 

꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)するということは言葉では簡単に言える。
しかし実際には、꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)することは決して簡単なことではない。
毎日毎日野球の練習をすることも同様だ。
一念発起して「さあ、やろう!」と言ってもなかなか長続きしない。

先生は「良いことは習慣にしてしまいなさい」と教えてくださった!
꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)する習慣をつければ人生恐いものなしと言っても過言ではないだろう。

小中学生の選手たちは習慣作りの過程にある。
指導者は꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)教えていかなければならない、と戒めている。

 

私は何か派手なことやカリスマ的なことができるわけではない。
しかし、人並のことだったとしても、人並外れて꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)することはできる!と、先生から学ぶようになった後、胸を張り、自信を持って言える。
この꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)する気質を持って、今後も練習に励んでいきたいと思う。
選手たちにも野球を通して꾸준히(たゆまず、粘り強く、勤勉に)する気質が養われることを願って。

実践を積み重ねる中で見えてきたモノ

昨日は午前中に礼拝を捧げ、午後からは練習試合があった。
今季7試合目だったのだが、実践を重ねるにつれて試合運びや相手に対峙する術を少しずつ理解してきたように感じる。
最初は上手くいかなかったが、忍耐してひとつ一つ教えながらやってきた成果が少しずつ現れ始めている。

「人は作り方次第だ」

5万以上ある箴言の中でもミスコリア的な存在だと表現なさったこの箴言。
始めは微弱でも作り方次第で人は変わる、ということをさらに強く実感するようになった。

指導者がどれだけ選手に手をかけるかによって変わってくる。
指導の理論や方法などももちろん大切だが、その選手にどれほどの愛情を注ぎかけて育てていくかが本当に大事だと思う。
教えても教えても上手くできなかったとしても、決して諦めずにその選手に寄り添うその愛情が時を経て大きな実を結んでいく。

コロナの状況によって大会が延期されることになった。
しかし、選手を育てるということには全く何の関係もない。
大会があろうがなかろうが、野球選手として一流になれるように日々愛情を注ぐことに一層注力したいと思う。

練習中に起こった事故・怪我の真因

一昨日のこと、ある選手がベースランニング中に怪我をしてしまった。
1塁を駆け抜ける練習だったのだが、ベースを踏む際にベースの中心よりも向こう側を踏んでしまい、滑ってそのまま転倒してしまった。
不幸中の幸いと言って良いか分からないが、骨折したり、靭帯が切れたりはしていなかった…

大会前に貴重なメンバーが一人でも欠けるのは非常に痛い…
リハビリも含めて最低でも1カ月は復帰にかかるだろう…

 

さて、今回の怪我だが、常日頃からベースを踏む位置については口酸っぱく教育してきた。
ベースの手前の辺の部分を土踏まずのところで踏むようにと…

基本をおろそかにし、練習中に少しでも気が抜けるようなことがあれば、やはり事故・怪我は不可避だろう…
選手自身が守るべきことを守らず責任を果たせないことによって起こった事故・怪我だったとしも、やはり指導者としては心が痛い…

この一件を通して、選手一同が受けた教育をしっかりと戒め、気を引き締めて練習に取り組む契機になることを切に願うばかりだ…