熱情・向上心

昨日、ミーティングでこのように話した。

今まで一生懸命にやってきた。
でも、ここでもう一段階ギアを上げよう!
熱情がないといけない。
皆、持っているが、もっと強い熱情を持って練習に取り組もう!
だからと言ってただ声を大きく張り上げて練習しようということではない。
もっと遠くに飛ばそう、もっと速いボールを投げよう、もっと精密にボールを捌こう、もっとうまくなろうという向上心を燃やして練習に取り組もうということだ!

冬のトレーニングをこなしながら、日常のメニューをただ消化しているだけのような雰囲気がチーム内で漂っていた…
「現状維持は衰退だ」という意識で常に上を目指す向上心を持てるようにと選手たちに話をした。

 

先生は故郷・月明洞を開発し、岩の造形、運動場、芝生、湖、水泳場、散策路など様々に作られた。
私の目にはほぼ完成したように思え、あとは使うだけだと思っていたが、私の考えはあまりにも愚かだった…
先生はもっと良く開発なさり、今も休まずに手を加えていらっしゃる。
そんな先生の姿を見ながら、このように万事もっと良くしようと思って行なえばどれほど素敵な人生を送ることができるだろうか!と人生の哲学を悟った。

野球においても同じだ。
神様が創造してくださった芸術の世界は深く深い。
探求すればするほどにその真価を感じ取るようになる。
プレーを見ながら、あるいは自分がプレーをしながら鳥肌が立った経験があるだろう。
もっとうまくなろうと技術を磨けば磨くほどに、原石が磨かれて異彩を放つようになるように、見る人を虜にし自身も驚くようなプレーをすることができるようになる。

 

この冬、練習がマンネリ化しないように練習をアレンジする努力は欠かしていない。
しかし、選手自身がもっと積極的な態度で練習に取り組まなければ際立つ発展は見込めないと思い、昨日のミーティングで話をするに至った。

1月もあと1週残っていない。
歳月人を待たずというが、春はすぐに来る。
試合を見据えて練習にもっともっと熱情を注いでいきたいと思う。

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