今週の主日の御言葉を聞きながら、
子どもたちを教育することにおいてとても重要なことを学びました。
それは、
「自ら考え、自らやる力」が身につくように導いてあげること。
「自ら考え、自らやる力」が身につくように導いてあげること、とは言っても、
どのようにしたらいいのでしょうか?
ひとつ例を挙げて考えてみます。
(野球の指導の中で実際にやっていることです。)
バッティングをする時に身体が外側に開いてしまい、
アウトコースをうまく打つことができない選手がいます。
さて、みなさんはこの選手に対してどのような指導をしたら良いと思いますか?
①「身体が開いているぞ!」と状態を教えてあげる。
②「踏み込んで打て!」と改善策を提示する。
③何も言わずにアウトコースに投げ続ける。
他にもあるとは思いますが、
私はこの3つを主にしています。
重要なことは、
子どもたちが「自ら考え、自らやる力」を身につけさせることなので、
その核心をとらえていさえすればどのような方法でも構わないと考えます。
目的は目的ですから。
①に関しては、自分の状態を自分で認識することは難しいので、その状態を教えてあげることで、子どもがハッと気づくことがあります。
そうして、どうしないといけないかについては自ら考え出して自ら直すようになります。
(もちろんそうできない子もいます。)
②に関しては、答えを直接与えるので、自分自ら自分のことを省みなくなる可能性が正直あります。
しかし、実際に打てるようになると、「なぜ打てるようになったか?」と質問を投げてみることによって、自ら考えさせる方向に導きます。
③に関しては、この方法を一番よく採るのですが、続けて打てなくても時間がかかっても何も言いません。そうしてただ待ちます。時間はかかりますが、自ら考え自らやる以外には余地がないので、一番効果的だと思っています。
(実質的には、③を行なう過程で①と②を入れるという指導をしています。)
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さて、
今回、指導者の立場の自分はどうだろうかと省みるようになりました。
神様は言葉ではひとつ一つああだこうだとは言わずに状況を通してその意中を示されるのだと鄭明析牧師は教えてくださいましたが、
神様が今自分に何を願っていらっしゃるのかをその状況の中で自ら考え、自らやること、まさに③に該当することを悟るようになりました。
子どもたちと共に「自ら考え、自らやる力」をつけることができるように努力していきたいと思います!
神様は聖霊と御子と共にご自身の御心を行ない、
それに合わせて状況を変える。
神様の御心どおりにすれば結局はうまくいくから、
過程の中でだめだと言わず、
ただ神様の御心どおりに、
その御言葉どおりに最後までやりさえすればいい。