連続試合出場が「815」でストップ。

先日、ソフトバンクの松田宣浩選手の連続試合記録が「815」でストップした…

試合に出続けること自体、非常に難しいこと…
プロの世界では結果・成績を残さないと試合に出続けることができないため、この記録の価値は他の記録よりも価値があると個人的には思う。

一時的に上手くやることは、誰にでもとは言いすぎかもしれないが、易しいことだ。
しかし、持続的に上手くやることは、並大抵の努力では成し遂げられない。

松田選手の特集を見たが、試合の何時間も前に球場入りしてウエイトで追い込んで身体・筋力を維持・向上させていた。
年齢は今年37歳だというが、衰えを感じないプレーと気迫でファンを楽しませている。

記録は815でストップしたが、記録以上に人々の記憶に残るプレーを期待したい。

公立高校が甲子園で優勝

2007年夏のこと…

高校野球界は特待生問題等で学校スポーツとしての野球の在り方を問われていた。
そんな中、公立高校である佐賀北高校が甲子園で優勝を果たした。

決勝戦での戦いが佐賀北高校を象徴するかのような試合だった。
8回裏、4点のビハインドを背負っていたが、1アウト満塁のチャンス。
そこで2番打者が四球を選んで1点を返す。
さらに後続の3番打者が、なんと、ホームラン!!!!!
大逆転劇で佐賀北が優勝旗を手にしたのだった!

さて、佐賀北高校の部室にはこんな詩が飾ってあるそう。

「ピンチの 裏側」   山本よしき 詩
神様は 決して
ピンチだけを お与えに ならない
ピンチの 裏側に 必ず
ピンチと 同じ 大きさの チャンスを
用意して下さっている
愚痴をこぼしたり
ヤケを起こすと
チャンスを 見つける目が曇り
ピンチを 切り抜ける
エネルギーさえ失せてしまう
ピンチは チャンス
どっしり かまえて
ピンチの 裏側に
用意されている
チャンスを 見つけよう

佐賀北ナインが神様を信じて呼び求めたのかどうかは分からないが、少なくとも日々の活動の中で目にしたこの「言葉」が彼らに影響を与えたことに間違はないだろう。

先生は「ホームランはひたすら神様」とサインしてくださったことがある。
この逆転満塁ホームランは神様が共になさったしるしとして私は記憶したい。

一度で上手くやること

文章を書きながら痛切に感じる先生の言葉がある。

一度で上手くやることだ。

これができないと過去に書いた文章を見直し、手を入れなければから大変だ。

「上手くやってきた」という確信があれば、わざわざ全部ひっくり返す必要はない。

しかし、より良いものを作り上げるためには、もう一度見直す作業を怠るわけにはいかない。

今後は文章を書く度に戒めたい。

「一度で上手くやろう」と…