野球の面白さ by.DK89

野球は攻守がはっきりと区分されているスポーツだ。
サッカーやバレー、バスケのように連続した時間軸の中で攻守が入れ替わるスポーツとは大きく異なる。

どれだけ相手チームに攻め続けられ、得点されたとしても、
攻め返すチャンスが必ずある。
攻撃の機会に取られた分だけ取り返せば良いのだ。

プロ・アマの世界を問わず、
奇跡と言われる大逆転ドラマが生まれるのが野球の面白さの一つだ。

野球には「野球は9回2アウトから」という言葉もあるように、
試合が終わるその時まで、最後まで結果がどう転ぶか分からない。
最後の最後まで気を抜けない野球の面白さは時に、怖さと化すこともある。

2014年の石川県大会決勝の最終回をご覧いただきたい。

誰かが作ったような大逆転ストーリー、
最終回に8点差をひっくり返すゲームだった。
このようなことが現実に起こるのが野球。
最後まで諦めず、絶体絶命の状況を覆したときの味はひときわだ!

先生は「ックッカジ(最後まで)」とよくおっしゃる。
何事も最後までやってみないと分からない。

今後も様々に野球に携わっていく予定だが、
「最後まで目が離せない」野球の面白さを多くの人に伝えたく書いた。

機会に備えて

過ぎた日を振り返ってみると、
「あの時にもっとこうしておけば良かった…」と後悔することがある。

機会は瞬間過ぎ去っていくということに気が付いた時にはもうその機会は過ぎ去っている…

先生は瞬間の機会を逃すなと歌の歌詞に入れるほどに、瞬間の機会を掴むことを強調される。

 

「今この時にできなければできない」と考えて、
毎日毎日練習するならばどれほど上手くなるだろうか。

 

昨日、いきなり大会開催の公示を受け取った。
いきなりすぎる、来週の月曜日から初戦が始まることになった。

しかし、私は選手たちにいつも教育してきたので慌てふためくことはなかった。
「今日、試合だと思って練習しよう。」
毎日の練習を試合と同じくプレーすることは易しいことではないが、
毎日、耳にタコができるほどに、口酸っぱく教育してきたため、選手たちも慌てふためくことはなかった。

 

いつ来るか分からない、でも必ず来る機会にいつも備えていること。
準備できている人はもうすでにスタートを切っているようなもの。
ミリミリ(韓国語で「前もって」の意)行なう先生の哲学を胸に刻まないといけない。

 

試合まで残り6日となったが、すべき準備を抜かりなくして臨みたいと思う。

アクティブレスト~連休中の過ごし方~

アクティブレストという言葉を聞いたことがあるだろうか?

日本語では積極的休養と訳されるが、
「休む」という場合に何もせずにただ横になって休むのではなく、
身体を適度に動かして疲労回復を促すことを言う。

アスリートにとって、練習をすること、食事をすること、休むことの3つがとても重要となる。
どのような練習をするのか、どのような食事をするのか、悩み、考え、より良くしようと努力する人たちは多いと思う。
しかし、どのように休むかについて、どれくらい考え、研究しているだろうか?

何も考えずにただ休みだからと言って休んでしまえば、
感覚を取り戻すために多くの時間が必要になることを多くの人たちは経験済だろう…
休まず勤勉に努力してオーバーワークになった経験も多くあるだろう…

 

どう休んだらよいのか?
我がチームの例を紹介したい。

我がチームでは宿題として連休中に毎日欠かさずすべきメニュー3つを選手たちに課した。

1、シャドウピッチング100回
2、素振り100回
3、縄跳び1000回
(対象は小学生)

昨日、5連休明けの練習を迎えたのだが、
その練習の様子はどうだったか…

驚くことに選手たちの動きは全く鈍っていなかった!
皆、熱心に宿題に取り組んだのだと思われる。

3つのメニューを消化するのに1時間弱あれば十分。
一日1時間程度の自主練習ならばアクティブレストと言えると思うが、
その効果をものすごく実感した。(文章では伝えるのに限界があるが…)

休む時、どう過ごすのかについて、選手たちに完全に任せてしまうことも出来る。
しかし、ノルマを課して選手を管理することも重要だと私個人的には思う。

アクティブレストという言葉も知らない高校時代、1週間の連休明けに全くボールが手につかず、ストライクが入らなかったことを思い出す。
全く何もしなかった訳ではないが、毎日毎日積み上げて来たモノ・その感覚は、計画性のない休息によって消えてしまった…

そんな苦い経験を選手たちにはしてほしくない、というのが本心だ…

 

連休ではないにしても1日、2日の休日をどのように過ごしたらよいか分からない選手も多いかと思う。

仮に、試合が重り疲労困憊だと感じるような場合であったとしても、
最低限ランニングだけをするのとしないのとでは疲れのとれ具合が全く違う。

(もちろんオーバーワークならば何もせずに完全休養が必要となるのでケースバイケースだが…)

自分自身に合った休み方を模索し自分のパフォーマンスの維持向上に努めてほしい。

走・攻・守の3拍子が揃うように、練習・食事・休養の3拍子を揃えていくことを願う。