【2021年全国大会1日目】ストレスによるものか…

ある選手が嘔吐した。
コロナ下、敏感な時期であるがゆえに心配したが、軽い腸炎だった。
病院に行って点滴をうち、お粥を食べ、試合を除き、最大限別行動で体調を整え、回復に成功した。
なんと、その選手のいとこが遠征先に住んでいたという奇跡。

神様は事毎に助けてくださるとおっしゃったが、人を通して助けてくださる神様の御働きに感謝感激した。

幼い選手たちに対し、全国大会という大舞台で平常心で戦いなさいと要求することは酷だ。
親元を離れ、普段とは全く違う環境の中で試合をこなしていかなければならないためどれほどストレスがかかるだろうか…

このようなストレス下の中でもプレーすることを通して精神的に何倍も何十倍も大きく成長することができる。
一回戦は、下馬評では五分五分と言われていたようだが、コールドで勝利することできた。
100持っている力を100出せるようにしてあげられるように工夫を凝らすのが我々指導者の役割だと思っている。
私はいつも選手の肩の荷物がおりるように声かけをしている。
特に孤独を感じる投手に対しては「マウンドに行ってキャッチボールをすると思えば良い」と声かけをしている。

ストレスに強い選手は、数々のストレスを経験し、そのストレスと対峙し合ってきた選手。
全国大会という大舞台は強度の高いストレスだと思うが、そのストレスの中で選手たちが強くなることを願うばかりだ。

今大会、どこまで勝ち上がることができるのだろうか、乞うご期待。

2021/10/07 10時49分 ホテル内で

【2021年全国大会0日目】親元を離れて

親元を離れてもう何年になるだろうか。
高校から寮生活だった私は今年で18年になった。

選手たちは親元を離れて暮らす経験がほとんどない小学生たち。
まだ小学生なのだから当然と言えば当然。
今回の遠征は、大会での試合結果にもよるが、最低でも10泊は親元を離れて生活することになる。
今回の遠征を通して、子どもたちが親という存在について考える機会になると思う。
いつも、当たり前のように側にいる存在。

あったものがなくなると人はその存在の貴重さに気づくようになる。
一生分からずに死ぬこともある。

 

私が初めて親元を離れて3ヶ月が経った時のことを思い出す。
電話口で父親の声を久しぶりに聞いた時に涙した経験がある。

ホームシックなんてかかるわけがないと思っていた。
1ヶ月目に新入生は1週間帰る機会が与えられていたが、私はまだ何もしていないのに帰っても意味がないと思い、帰らなかった。
(ホームシックにかからないようにするための対策だったのだが)
強がっていた。

今から飛行機に乗って出発する。
なぜか初めて親元を離れる時のようだ。
家族をおいていく心情は何とも表現し難いものだ。
奥さんの労苦を考えると心が痛い。
しかし、行くべき道は行かねばならない。

今回の遠征を通して、精神的にもまた一段階成長する機会になることを願い、綴る。

21.10.6./12:04 済州島に行く飛行機の中で