野球の練習も仕事も様々なことも負担にならない方法
今週の御言葉のキーワードは「負担」であった。
御言葉を一度だけ聞いて、聞き流してしまうと、その深い意を察することができない。
「負担」という普段使い慣れた単語の意味をもう一度確認することにする。
【負担】
1 荷物を肩や背にかつぐこと。また、その荷物。
2 義務・責任などを引き受けること。また、その義務・責任など。「費用は全員で—する」
3 力量を超えて重すぎる仕事や責任。重荷。「—にならない程度の寄付」
デジタル大辞泉より
今現在、自分自身の生活を省みた時、負担になっていることがあるだろうか?
野球の練習を負担に感じていることがあるかもしれない。
負担に感じるならばその方法を今一度考え直すべきだろう。
今週、野球の夏合宿に同行させていただいた。
その中で選手たちの姿を見て考えさせられた。
ボールを集める時のこと。
ボールが散らばっているところにボールケースを持って行って入れれば良いのだが、ボールをグローブに入れてボールケースまで持っていき、何往復もする選手の姿を見た。
また、ボールケースを片付ける際、ボールケースの両端の取っ手を両手で持てばいいのだが、グローブをはめた状態で、片手でボールケースを持ち運んでいる選手の姿を見た。
負担になる方法でやるから負担に思うのだ。
簡単にやれる方法が他にあるはずだ。
野球の練習や仕事や様々なことをやる際、負担に感じることがあるならば、負担にならない方法を探してみると良いだろう。
今まで負担に感じていたことがウソだったかのように簡単に出来るだろう。
仕事を任せると、あまりに度が過ぎるほど、負担になるやり方でする人たちがいます。
必要なく度が過ぎるほどやるから、むしろ損をします。
よくできる人たちは簡単にやります。
だから見ていて胸がすっきりし、気分がよく、負担になりません。
2022年7月24日主日の御言葉より
聖書の御言葉に根拠をおく「走・攻・守が揃ったチームは強い」という理
聖書の御言葉には私たちが生きていく上で必要な知恵・知識がたくさん詰まっている。
こと野球においても同様、野球に必要な知恵・知識を聖書の御言葉から学ぶことができる。
今週の御言葉の本文である『伝道の書』の4章の一節を見てみると、
伝道の書4章12節
人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当るであろう。三つよりの綱はたやすくは切れない。
と書いてある。
綱を見てみると、大抵の場合、一本では構成されていない。
必ず二つより、三つよりになっている。
1人よりも2人、2人よりも3人の方が出来ることが多くなるのは火を見るよりも明らかだろう。
さて、野球における三つよりの綱とは何だろうか?
「走・攻・守」だ。
この三つが揃っていれば強いチーム、良い選手と言えるだろう。
このうちの一つが欠けていたり、あるいは一つしか兼ね備えていないとすれば、強いチーム、良い選手とは評価しがたいだろう。
野球はチームスポーツだ。
一人の選手が全てを兼ね備えていなくても、チームとして、9人全員を総合してみる時に「走・攻・守」が揃っていれば良いのだ。
また、三者が一つになるということを考えてみると、「監督・コーチ・選手」が三つよりの綱になって、一つになっているチームは強い。
監督・コーチ・選手がバラバラになっているチームは勝ち抜くことが難しいだろう。
今、各地で夏の甲子園を目指して戦いが繰り広げられている。
三つよりの綱という聖書の御言葉の理を持って各チームを観察しながら観戦するとまた一つ面白味が増えるだろう。