雨天中止

先日、予定されていた練習試合が雨天中止となりました…
私個人的には久しぶりの活動参加でもあり、公式戦を前に実践感覚を取り戻すための大切な練習試合の機会でもあったため、非常に残念でした…

このような時、何か物事が思うとおりに進まない時には、いつも自分を省みる機会として考えることが大切だと思います。
旧約聖書の『伝道の書』にはこのように記されています。
「順境の日には楽しめ、逆境の日には考えよ。神は人に将来どういう事があるかを、知らせないために、彼とこれとを等しく造られたのである。(7章14節)」

人は物事を突き進めている最中にはなかなか自分自身を省みることができないものでしょう。
予定されていた物事が突然無くなり、時間ができた時がまさに機会の時だと思います。

さて、この日は仕事の合間に自分のフォームチェックを行ないました。
普段は人のフォームばかり見ていますが、自分自身のフォームをじっくり見つめ直す機会がありませんでした。
人のことはよく見えても自分のことはなかなか見えないものです…
動画でチェックして、普段教えていることが自分でできているのかチェックしてみると改善点を見つけることができました。

物事がうまくいかない時には落ち込んだり立ち止まったりするかもしれません。
しかし、その時にはこの聖書の箇所を思い出し、自分自身を省み、様々なことを考える機会としてみると良いかもしれません。
今回、練習試合が雨天中止となってしまいましたが、次の機会に最高のパフォーマンスを発揮できるように改善点を改善して臨みたいと思います。
(次は雨が降らないように切に祈らなければ…)

自分をつくること、管理だ!

以前、このブログの中で「管理」についていくつも記事を書きました。
特に、アスリートたちは徹底して自分管理をしていることもお伝えしたと思います。

今日は、さらに「管理」について深堀したいと思います。

存在しているとおりに管理することもするけれども、真の管理は「さらに輝くように、よくつくること」です。
2025/04/13 主日の御言葉より

今週の御言葉でチョンミョンソク牧師は真の「管理」について教えてくださいました。
「管理」というと「現状維持」のようなイメージが私にはありました。
体の管理と言えば、運動・食事・休養をしっかりとり、体調が崩れないようにすることを一般的には言うでしょう。
しかし、チョンミョンソク牧師が教えてくださった「真の管理」は「さらに輝くように、よくつくること」です。
ストレッチやトレーニングもしながらパフォーマンスを高めていくことも管理に該当することだと私は解釈しています。

最近は指導依頼が増え、ほぼ毎日のように選手の指導にあたっていますが、現状維持をしようとする(指導の仕事をこなすことだけに専念する)と身体はどんどん重くなっていきます。
一方、重い身体に喝を入れ、ウエイトもし、ランニングもしながらより強い身体を作るために行なう時、現状維持をしようとするよりも身体はよく動いてくれます。

チョンミョンソク牧師が教えてくださったように、さらに輝くように、よくつくる「真の管理」をする時に、上手くいくことを体感しています。

正直、さらに輝くように、よくつくることは大変なことです。
しかし、「もがきは傑作品を生む」というように、自分の身体をさらに輝くように、よくつくるために大変な思いをしながらもがけばもがくほど、自分の身体は傑作品になっていくことを信じてやみません。

アスリートたちは「管理」という表現を使わないだけで、実は「真の管理」を毎日毎日行なっています。
様々な分野で成功を収める人たちも同様に、さらに輝くように、よくつくることで成功を手にしていると思います。
「真の管理」、覚えて実践していきたいものです!

【扉を開けるカギ】野球の指導での行き詰まりを解くチョンミョンソク牧師のヒトコト

【扉を開けるカギ】の第11話は野球の指導をする中で行き詰りを感じていた野球指導者の話。

「無くて七癖」と言われるように、各選手たちは「癖」を持っている。
例えば、バッティングにおいて、手首を早く返してしまう(こねてしまう)選手。
あるいはステップ足が開いてしまい、身体が早く開いてしまう選手。

彼はそのような選手たちの癖を見ながら、何とかしてすぐに直そうとありとあらゆる方法を試し、四苦八苦していた。
野球の指導に携わる多くの人たちも、おそらく、選手の癖を見ると何とかして直さねばならないと使命感を抱くことだろうと思う。

しかし、その種の「癖」はなかなか直らない。
彼は、ある選手を前にして、練習ごとに「癖」を直そうと試みていたが一向に上手くいかなかった…

そんな時、チョンミョンソク牧師のヒトコトが彼の「扉を開けるカギ」となった!
どのようなヒトコトだっただろうか?

チョンミョンソク牧師はこのヒトコトをもう少しかみ砕いて話してくださった。
《試験を受けているとき難しい問題があって、そればかり解こうとして時間を全部使ったら、易しくて分かる問題も解けず、試験の時間が終わって試験に落ちます。
だから各自差し迫ったことをするとき、難しいことが生じたら置いておいて、まずできることだけをやってください。そのほかはそのままやり過ごさなければなりません。》

「癖」を直せるのに越したことはない。
しかし、その「癖」を直すこと、そのことばかりに心血を注いでいては、他の練習が全くできなくなってしまう。

その「癖」を放置するという話ではない。
その「癖」に度が過ぎるほどに気を取られて他の上手くやれることにまで支障をきたすことがあってはならないということであり、先に他の上手くやれることをやった後で対峙するということだ。

彼は【扉を開けるカギ】を受け、それ以降の指導に大いに役立てているという。
また、他の上手くやれることをやっている間に「癖」が気にならなくなってくることが多々あることに気づいたそうだ。

彼に限らず、野球の指導現場で悩む多くの野球指導者たちに、このチョンミョンソク牧師のヒトコトが【扉を開けるカギ】となることを信じて止まない。