大敗…どのようにチームを立て直していくか

今日はさすがに心が折れかけた…
初回に4失点…
2回に投手交代後、5失点…
3回に投手交代後、2失点…
記録された内野のエラーが1試合で6個…
ヒットはわずか2本…

もしこのような状況を目の当たりにするならばどのような言葉を選手にかけるだろうか?

さらに…
ある選手が素振りをしていたところ、近くにいた選手にバットが当たる事件まで発生した…
精神論で全てのものを解決しようとは思わないが、さすがに今日の試合は精神的な問題だったと思う…

試合に臨む態度の問題。
勝負事に懸ける気持ちの問題。
正直、成長過程にある選手たちにはそういった精神的な部分の教育が必要だと思う。

一つひとつ教えていくしかない。
「真剣に接すること。的確に指摘すること。」という大きなヒントを今日の御言葉を通してもらうことができた。

練習試合5連敗の時もそうだった。
放棄したらそれで終わり…
どれだけチームの状態が悪くても、歩みを止めず、ひたすら前を見たい。

故障者リストが増えていく…

現在、チームに肩肘に痛みを訴えている選手が10%もいる…

10人に1人という数字を皆さんはどのように捉えるだろうか?

レギュラーメンバーのうち、1人は肩肘に痛みを抱えながらプレーしているという数字だから深刻だ…

肩肘の痛みが発生する主な要因は投球過多…
我がチームの練習量はおそらく他のチームと比べると1.5倍~2倍になるがゆえに、肩肘への負担を考慮して、チーム練習以外での投球練習、休養日の自主練習における投球練習を禁止している。
しかし、禁止事項の順守は選手個人に委ねられるため、防止が非常に難しいと感じている。

2日間の休養後に肘の痛みを訴えてきた選手がいた。
明らかに、休養日に投球練習を行なったことによる投球過多が原因だろう…

 

指導者たちの悩みは想像以上に多い。
選手を育てることにおいても、選手を管理することにおいても、神経を使わなければならない部分が非常に多いからだ。
それに加えて、成績を出すことまで求められるため、「長生きできない」と口からこぼれることもあるほどだ…

 

我がチームでは肩肘以外の故障者も含めると、現在20%の選手が故障者リスト入りしている。
スポーツには怪我や故障が付き物だとは言われるが、未然に防ぐことができる策はいくらでもある。
特に発達過程の選手たちの指導は競技よりも選手生命を最優先にした指導が求められると思う。
肝に銘じて一層選手たちの管理に努めたい。

いつも命の危険と隣り合わせ

野球をしながら、「いつも命の危険と隣り合わせ」だということを感じる…
硬いボールが胸部や頭部に直撃すれば、命を落としかねない…

毎日毎日、練習の前には必ず切に祈る。
「今日も事故や怪我がないようにしてください」と。

 

練習中、気が緩んだ不図した瞬間、命の危険が忍び寄ってくる…
昨日も、ファールボールが選手の頭部をかすった…

小学生でも真芯で捉えた打球は130-140km/hにもなる。
練習中に気が緩むようなことがあれば、どんなことよりも厳しく教育するようにしている。

 

実際に野球をしながら命を落としたケースがある。
脅すわけではないが、命の危険と隣り合わせだということを知っておかなければ、悲しい思いをすることになる。

工事現場でも、建築が第一ではなく、安全第一。
教育現場でも、成績が第一ではなく、命が第一。

 

今週、過ぎた日に神様がしてくださったことを忘れるなと教えてくださった。
これまで自分の命を神様が守ってくださったからこそ、今ここに自分が存在する。

命のために祈る先生と共に、野球界で命を落とす事故が起こらないことを切に祈る。