平昌オリンピックで日本人初の金メダル~男子フィギュアスケート羽生結弦選手の成功の裏~

ついに平昌オリンピックで
日本人初の金メダリストが誕生しました!

羽生結弦選手(フィギュアスケート男子)です!

ショートプログラムでは111.68点、
フリープログラムでは206.17点の
合計317.85得点で金メダルを獲得しました!!

 

今回金メダルを獲得した羽生選手ですが、
実は大会前に怪我によって2カ月間ほどのブランクがありました…

ブランク明けの試合がオリンピックだったわけですが、
そのブランクをむしろプラスに変えてしまったわけです!!

何をしたかというと、
怪我で氷上に立てないその時間に
ジャンプのイメージトレーニングを徹底的にしたそうです。

考えるとおりに生きるのではなく、
<考え>をよく作って、
よいように生きなければならない。

先生がコーチしてくださった言葉ですが、
スポーツの分野に限らずすべてのことにおいて心に留めておくべき金言です!

色々と試行錯誤をする人は多いと思いますが、
自分の考えをよく作ることに力を入れる人はどれくらいいるでしょうか?

羽生選手もまずはイメージトレーニングという手法を用いて
考えをよく作ったわけです。
そうしてその考え通りにあとは身体が行えばいい。

どれだけ身体を鍛えたとしても、
その身体を動かす司令塔、車で言うエンジンのような考えの性能が良くなかったらなにもならない、ということです。

羽生結弦選手、金メダル、本当におめでとうございます!
今後のご活躍を応援しております!!

選手の育て方について

監督やコーチにとって、
選手の育て方についての悩みは本当に尽きることがない。

技術的なこともさることながら、
精神的にも人格的にも育てていこうと思うと、
本当に頭が痛い…

(甲斐ある痛みだが…)

あるメンバーの記事を読んで、
ものすごい感動と共に、これだ!と悟りが来たので共有したい。

10年かかった、主人の変化

待つこと。
耐えること。

幼い人がいくらやっても、1年の間に完成することはできない。
<成長期間>が満ちなければならない。
<成長期間>の時、学んで行ないながら成長する。
だから指導者はこれを分かって接しなければならない。
(2018.02.14)

先生がこのように箴言でコーチしてくださった。
指導者は選手たちの成長期間を分かってあげないといけない。

頭ごなしに、
「お前、半年も同じことを指摘しているのに、まだ直せないのか?」
なんて叱ってはいけない。

学んで行ないながら成長する選手を見守る器量を指導者はもっていないといけないと思う。

先生はオタマジャクシの頃のことを忘れるなとおっしゃった。
蛙がオタマジャクシを見て「なんで跳べないんだ?」と言うかのようにしていないのか…

ぜひとも、この記事を通して選手の育て方を再考してみていただきたい。

 

監督が見ていないところで…

監督がいる時といない時の選手たちの練習態度があまりにも違う時がある…
この時は、コーチとしてしっかりと教育するようにしている。

監督がその場にいて見ていようが見ていまいが、
関係なく、
態度を変えることなく、
熱心に練習しないといけないんじゃないか?

コーチの立場としては、
監督がいて見ていようが見ていまいが
変わることなく一生懸命にやっている、
そういう選手を監督に推薦したいもの。

 

先生は松の木が好きでいらっしゃる
常緑樹、年中緑で変わらないという理由からだ。

変わらないこと。
良い意味で。

社会の中で信頼できる人というのは変わらない人。
時間を守ったり守らなかったり。
真実を言ったり嘘を言ったり。
これでは正直厳しい。。。

 

自分自身も省みてみる。
本当に良い意味で変わらないのか。

神様はいつも見ていらっしゃる。
人間の行ないが言葉となって神様の耳に聞こえる、と先生は教えてくださった。
神様の耳に聞こえの良い行ないをしたい。
誰が見ていようが見ていまいが。

監督が見ていようが見ていまいが一生懸命練習をしなさいと選手に指導しながら自分自身に戒める今日この頃。