コントロール(制球)が定まらないが、一体どうしたらいいのか?

コントロール(制球)が定まらないが、一体どうしたらいいのか?という悩みを抱えている野球選手は多いのではないでしょうか。

今日はそんな悩みにお応えしたいと思います!!

コントロール(制球)が定まらないが
一体どうしたらいいのか?

 

先に結論を言います。

 

「意識するな!」

解説していきたいと思います。

コントロール(制球)が定まらない場面を一度考えてみてください。

・打者が立つと制球が定まらない。

・左打者が苦手。(反対に、右打者が苦手。)

・大舞台で制球を乱してしまう。

・家族が見ているとダメ。

などなど、様々にあると思います。

不思議なことに、普段キャッチボールをするときには全く問題なく相手の胸に正確に投げれる“力(技量)”があるはずなのに、制球が定まらないわけです。

結局、自分が何らかを意識していることが大きな要因です。

 

 

ーーー

先生はサッカーをされながらたくさんのことを教えてくださいます。

「意識するな」というコーチについても、
サッカーの場面で言えば、「キーパーやディフェンスを意識したらダメなんだ」と教えてくださいました。

もちろん、キーパーやディフェンスの動きを観察し、把握することは不可欠です。
意識するなということは、そちらに気を取られるなということです。

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意識をしないこと。
じゃあ、具体的にはどのようにしたらいいのでしょうか?

「精神一到」

聞きなれない言葉かもしれませんが、易しく言うならば、集中すること、です。
何かに集中すると、他のモノは全く見えなくなるし、全く聞こえなくなるし、全く考えもしなくなります。

このように書くと、何か超人のような、難しいことに感じるかもしれませんが、全くそうではありません。
皆さんも多かれ少なかれ経験したことがあると思います。

・遊んでいたら暗くなっていた。

・夢中になって買い物をしていたら数時間経っていた。

・友達と話していたら電車に乗り遅れた。

などなど、その世界に完全に入り込んでしまった経験があるのではないでしょうか。
まさにその物事に集中したことによるのです。

 

☆投手たちはどれだけ集中できるか、精神一到できるかが大きなカギです。

 

そして集中できない時が必ず出てきます。
そんなときには自分の脳に命令すること」です。
何かを意識してしまうときには『集中、集中』と何度も何度も自分の脳に命令すると集中できます。

コントロール(制球)が定まらないが、一体どうしたらいいのか?という悩みを抱えている人たちは、ぜひとも一度やってみてください!!!!!

瞬間の機会を逃すな

今週の主日の主題は「瞬間の機会を逃すな」でした。
様々にスポーツの例えをあげながら瞬間来る機会を掴むことができるようにコーチしてくださった御言葉でした。

野球においても同じく、
瞬間の機会を逃さないことがとても大切です。

守備を考えてみましょう。
試合中にボールが自分のところに来るのは2回か3回くらいです。
(守備機会が多い時はそれよりも多いかもしれませんが…)
しかも1回自分のところにボールが来たとしても処理する時間は1,2秒ほどなので、
約3時間の試合の中で守備機会が1,2秒だとすると、まさにに瞬間の機会です。

その瞬間の機会を逃さないようにするためには
「いつも自分のところにボールが来ると思って準備すること」です。
これは先生が守備をするときにどうすればよいのかコーチしてくださったことです!!

監督・コーチから指摘を受けて死ぬほど練習することの一つにカバーリングがあります。
100回カバーに行っても1回も来なかった。
だから101回目は大丈夫だろうと思ってカバーに行かなかった。
ところがまさかの101回目のカバーに行かなかった時に限って悪送球でボールが来た。
もちろんカバーに行っていないのでボールを取ることはできず…

だから「いつも自分のところにボールが来ると思って準備すること」です。

 

攻撃でも同じく、機会を逃さないようにするためには準備することが大切です。
よくよく考えてみると不思議なことに、
ネクストバッターズサークルという「準備する場」がわざわざ用意されています。

スイングをしたり、投手のボールを見極めたり、タイミングを合わせたりと、
ネクストバッターズサークルでは準備すべきことが本当に多いわけです。

 

準備不足で機会を逃してしまった経験談を書きたいと思います。

監督を務めるようになって第2戦目の試合でのことです。
この日はノーヒットノーランに抑え込まれていました。
(相手ピッチャーは地域の代表選手でした。)
0-1でリードを許して最終回を迎えました。
先頭打者が待望の安打!
しかも外野手がファンブルして3塁まで!!
同点に追いつき、逆転を狙える絶好の機会でした。

その時、私が取った行動はまず「タイム」でした。
打者と走者を呼び寄せて、この機会を掴むための作戦を練るためです。
(でも正直なことを言うと、自分自身に考える時間が必要だったのでタイムを取りました。)

選択した作戦はバント。

3塁に走者を置いて1点をもぎ取る練習はたくさんしてきました。
(しかし、いざ機会が来た時に練習してきた通りに“監督自身”が果敢に攻めることができませんでした。)
まずは初球の相手の出方を見るよう“バントの構えで待つ”ようにサインを出しました。
(スクイズを警戒してウエストしてくると考えたからです)

しかし、この1球が機会でした…
ピッチャーが投げたボールは真ん中のストレートでストライク。

ウエストしてこないバッテリーを見て“ストライクバント”のサインを出しました。
バントがいいところに決まればゴー、ピッチャーの正面なら送球の間にゴーする作戦です。
しかし、ピッチャーは切れのあるスライダーでバントをさせないようにしてきました。
打者はバントを試みるもファウル。
2ストライク。

私は(3バントを選択せずに)ヒッティングを選択しました。
しかしピッチャーの切れのあるスライダーに三振。
1アウト3塁。

 

ここで私は相手ピッチャーのスライダーを封じようと左打者を代打に送りました。
(すべては終わった後の「たら・れば」ですが、代打を送るべきではなかったのかもしれません。)

先ほども書いたように、3塁に走者を置いて1点をもぎ取る練習はたくさんしてきました。
ここで私は“100%ゴロゴー”のサインを出しました。
走者は打者がゴロを打つことを100%信じて、スイングに入ったらスタートを切らせました。

打者は追い込まれるものスライダーをかろうじてバットに当てました。
しかし、ピッチャーゴロ…
100%ゴロゴー作戦はタッチアウトに終わってしまいました。
2アウト1塁…

 

最後の打者は三振に打ち取られ試合終了…

最後の同点・逆転の機会を逃した本当に悔しい試合でした…

ノーヒットノーランに抑えられていた状況で、
まさかいきなり0アウト3塁の機会が来るとは思っていませんでした。
これが一番大きな準備不足、機械を逃して敗戦した要因でした…

 

*とても重要*
先生は「機会を掴むためには知恵と技術が必要だ」とおっしゃいました。
今回、機会を逃した私には知恵が足りなかったのでした。
(技術面としては、切れのある変化球のバント練習も不足していました。)

 

この経験を今後必ず生かします!
監督として初めての敗北を通して大きな悟りを得ました。

 

みなさんも機会を逃さないようにいつも準備すること、
そして機会を掴めるように知恵と技術を備えておくこと、
ぜひとも実践してみてください!!

初めての監督で勝利!

5月中旬、急遽、代理で監督を任されることになった。
コーチとしてチームに携わって4年目、ついに大役を担うことになったのだった。

そこから2週間ほどチームの監督して練習を見ながら迎えた6月1日。

摂理歴史(神様の歴史)を学んだことのある人ならば誰もが知る“始まりの日”に
私個人としても監督しての始まりを迎えるようになった。

<試合の振り返り(先攻が我がチーム)>

初回、フォアボールとヒット3本で3点を先制した。
(幸先の良いスタートに、正直、安堵した。)

その裏だった。
先発ピッチャーが3四死球と暴投で同点を許してしまい試合は振り出しに…
(やはり安堵感は試合が終わった後に持つものだと悟った…)

  123456 T
自|3      3
相|3      3

2回は両チーム無得点に終わり、迎えた3回裏だった。
安打2本で逆転を許してしまう…

嫌なムードが漂って来た…
しかし、この日初めて正捕手としてマスクを被った選手が捕殺に成功!
嫌なムードを断ち切って次の攻撃に望みをつないだのだった!

  123456 T
自|300    3
相|301    4

やはり守備のリズムは攻撃に繋がっていくものだ。

先頭打者はこの日初めて正捕手としてマスクを被った選手だった!
粘ってフォアボールで出塁した。
続く打者は三振で倒れたものの、盗塁を決めて1アウト2塁。
続く打者が進塁打を打って2アウト3塁のチャンスを作った。

そしてまたもニューフェースの登場!
来期期待の正遊撃手を打順の最後に置いていた。
彼がここで期待に応えてくれた。
センター前ヒットで同点に追いついた!

ここで一気に逆転をもぎ取りたいところ。
私は打席に入る打者に対して、初球にエンドランのサインを出すからストレート待ちで全力フルスイングをするように指示。
そのサイン通りにランナーはスタートを切った。
ピッチャーが投じたボールは真ん中のストレートだった。
結果はレフトフライだった、が、この積極的な攻撃が次につながると信じていた。

  123456 T
自|3001   4
相|301    4

得点後の大切な守り。
怪我から復帰後間もない左腕にマウンドを託した。
彼はその期待に応えてくれ、0に抑えてくれた。
振り出しに戻され、逆転を許していた試合を振り出しに戻し返した!

  123456 T
自|3001   4
相|3010   4

さて、試合の流れを完全につかみたいこの回の先頭打者は先ほどナイスピッチングを見せてくれた左腕だった!
(この日は驚くほどに守備の良いリズムがそのまま攻撃に反映されたのだった!)
彼は左中間を抜く美しい2塁打を放った!
続く打者にはバントをさせて1アウト3塁。

ここで迎えた我がチームの4番打者。
打率5割越えの彼はこの日も4番打者としての使命を果たしてくれた!
変化球攻めにあい、追い込まれていたが、甘く入った勝負球を見逃さなかった!
快心の当たりはセンター前に抜けていった!
ついに逆転に成功!!

5番、6番もヒットで続いて一挙3得点を挙げたのだった!

  123456 T
自|30013  7
相|3010   4

再び3点リードを得て迎えた5回の守り。
もう初回のような悲劇を繰り返したくない…
誰もがそう思っていた…
が、いきなり先頭の1番をデッドボールで出塁させてしまう…
続く打者に意表を突かれるセーフティーバントをされるが、かろうじて一塁アウトを取って1アウト2塁。
なおも相手の積極的な攻撃は続いた。
続く3番打者にヒットで繋がれて1アウト1,3塁のピンチ。
続く4番打者の際にパスボールで失点、2点差に詰め寄られ、なおも1アウト2塁。
4番にはフォアボールで1アウト1,2塁。

嫌なムードが漂ってきた…

1アウト1,2塁で迎えたのは5番打者。
長打を浴びればまたも同点の場面。

ピッチャーの投じたボールは正直甘いボールだった。
しかし打ち損じてくれたから本当に幸いだった。
高々と上がったフライはレフトのグローブに納まった。
2アウト1,2塁。

??

?!

!!

なんと2塁ランナーが飛び出しているではないか!!
落ち着いて2塁に送球してダブルプレー!!
相手のミスで最少失点にしのいだのだった!!

  123456 T
自|30013  7
相|30101  5

最終回に入った。
(やはり守備で得た勢いは攻撃でも止まることはなかった。)
なんとなんと!
先頭打者から4者連続のヒットが生まれた!
2得点!

あまりにも痛い走塁ミスと許してはいけない追加点を取られた相手は戦意喪失…
しかも最終回は下位打順で音沙汰なし…

  123456 T
自|300132 9
相|301010 5

監督として迎えた初戦は9対5で勝利した!

初めての監督で勝利を治めることができて正直嬉しかった。
一転二転三転する試合展開をモノにできたことは今後の大きな財産だ。

私の野球指導者人生にとって新たな始まりを迎えた6月1日。
摂理歴史の中での一つ一つの歩みは、分かって悟ってみると時がピッタリと合うので驚愕感嘆、認めるしかない。

<伝道の書3章11節>
神のなされることは皆その時にかなって美しい。
神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。
それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。

“誰が”この時に監督を始めるようにし、
“誰が”数十チームの数十の試合日程を調整してこの日に合わせることができるだろうか…

ああ、本当にすごい…