年末の大掃除~古いモノを捨てること、新しくすること~

年末、みなさんはどのようにお過ごしですか?
大掃除で忙しくされている方も多いのではないでしょうか。
大掃除をしながら
「これ、捨てるのもったいないなぁ、いつか使うかもしれないなぁ。」
と考え、なかなか古いものを捨てられない…なんていうことはないでしょうか?

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このことを考えながら、
自分の仕事のやり方や生活のスタイル、自分の習慣や言葉遣い、心の在り方などなど、
古い自分を捨てることができていない現状があるのではないか?
と考えが深くなりました。

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新しい方法、新しい心、新しい行ない、
新しい次元、新しい人で、新しくやることだ。

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新しくする方がもっと早い。
古い心を持って行なうより、すべて覆して、心を新たにしなさい。

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新しくやらなければ、道がふさがって、「希望」が終わるようになる。
新しくやりなさい。新しくやる人に「新しい希望の道」が開かれる。

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新しいものがどうやって古いものと比べられるだろうか。
新しいものは、古いものを捨てた人のものだ。

これらの鄭明析牧師の言葉を聞いて、
この年末には「古いモノを捨てること、新しくすること」を意識して過ごそうと思いました。
みなさんもぜひ年末の大掃除には「古いモノを捨てること、新しくすること」に挑戦してほしいと思います!

クリスマスの夜…

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この写真は近所の空きグランドで撮影したものなのですが、
毎日グランドの同じところを数十周もランニングをしている方がいて、
(しかもその方は数十年も続けていらっしゃるのだが、)
“道”ができていることに驚き感激した次第です。

そして、
「どれだけ繰り返し同じところを踏めばこのように道ができるのだろうか?
さて、キリストという存在は人類を救うために来たけれども、
言い換えるならば“救いの道”を切り開くために来たけれども、
それはただでできるものではない。
どれほどの労苦があったのだろうか?」
と考えが深くなりました。

主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試錬の中にある者たちを助けることができるのである。(ヘブル人への手紙章18節)

人の痛みはその痛みを経験したことのある人にしか分からない。
しかし、人の痛みを一番よく分かる存在がいるけれども、それがキリスト。
突然キリストという存在として世の中に現れたわけではなく、
大工の息子として生まれ(マタイによる福音書13章55節)、
世に福音を伝え始めたのが30歳の時であるのだが、(ルカによる福音書3章23節)
40日間の断食をして悪魔の試みに勝利したり(マタイによる福音書4章1-11節)、
上記の聖句(ヘブル人への手紙章18節)からそのほかにも成長過程の中で数多くの試練を乗り越えられたりされたことが察せられます。

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人の痛みや労苦を分かってくださるキリスト。
そんなキリストが語る一言は、まさに人々にとっての“救い”の一言だと確信する。

すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。(マタイによる福音書11章28-29節)

人の痛みを包むことのできる愛はどれほど大きいのだろうか…

救いの道を切り開いたキリストの労苦を考えながら、
キリストが語る一言に胸打たれたクリスマスの夜…

 

とある企業で働き、過労が原因で自殺した方がいらっしゃることをニュースで聞きました。
今後そのようなことが起こらないことを祈るし、
その方のように本当に苦しんでいらっしゃる方にこの一言が届きますように。

イチロー選手が子どもたちに送ったメッセージ

一流アスリートはどこが違うのか?
私は“思想・哲学”だと思います。
易しく言えば“考え”が違う。

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今年メジャーリーグで3000本の安打を記録したイチロー選手は、
先日、自身が大会長を務めるイチロー杯の閉会式にてこのように子どもたちにメッセージを送りました。
以下、スピーチ全文。

「みなさん、こんにちは!(声が)小さい…。こんにちは!

 マイアミ・マーリンズのイチローです。ここにいる3チームのみんな、本当におめでとう。199チームの中から、3チームに残ったこと、勝ち上がったこと、本当に凄いと思います。僕は5チームの中で今年も3位でした。

 今年の僕がみんなにかけてあげられる言葉を少し探してみました。今年メジャーリーグで3000というヒットを達成することができました。こういうことがあると、たくさんの人から褒めてもらえます。そして、イチローは人の2倍も3倍も頑張っていると言う人が結構います。でも、そんなことは全くありません。

 人の2倍とか3倍頑張ることってできないよね。みんなも頑張っているからわかると思うんだけど。頑張るとしたら自分の限界…自分の限界って自分で分かるよね。その時に自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねていってほしいなというふうに思います。

 みんなが今、ボクを目の前にして…日本のプロ野球で何年かやってアメリカに行って16年終わったんだけども、そういう目に見える結果を残したからそんなふうに言えるんじゃないかって思っているかもしれないけど、それは全く違っていて、僕もみんなと同じように野球少年だったし、ここに今日来てくれた関根選手もみんなと同じ。しかも彼は毎年、1回戦負けの選手でした。ね? みんなの方が成績がいいんだよ。現段階では。

 彼もきっと人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張った。そのことを続けていくと、将来、思ってもいなかった自分になっている。と僕は思うし、実際、僕だってメジャーリーガーになれると思っていなかったし、アメリカで3000本打てるなんてことは全く想像が当時できなかったんだけど、今言ったように、自分の中でちょっとだけ頑張ってきた。それを重ねてきたことで、今現在(の自分)になれたと実感しているので、今日はこの言葉をみんなに伝えたいと思います。

 そして、横浜DeNAベイスターズの関根選手。彼はこの場に来ることはできなかった選手だけれども、みんなのように野球少年であった彼に、どうしたら、18(歳)の時から1軍で試合に出る、このことはなかなかできることではなくて、凄い選手なんです。その彼に人前で話すことがいかに難しいかということを実感してもらうことも踏まえて、挨拶していただきたいと思います。関根選手、よろしくお願いします」

引用:YAHOO!ニュース(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00010008-fullcount-base , 2016.12.24取得)

 

このイチロー選手のスピーチから2つの“考え”を見てとることができると思います。

①人と比較しないこと。
 「人の倍頑張れ!」というアドバイスはよく耳にします。
 競争意識を持つことで自分を奮い立たせる面もある一方で、
 その言葉が人の目を過剰に意識することになり、
 自分自身の存在価値を他人との比較の中に置くことになってしまいます。

 鄭明析牧師は、神様の方法で人生を生きる時人は最も輝きを放つことを聖書を通して教えてくださいます。

神様の方法は<競争>でも、<後ろ盾>でも、<不正>でもなく、自分のすべきことをしながら、自分の前に置かれた「生の状況と競って勝つこと」

 イチロー選手も人と比較せず、
 自分自身の限界からもう少し頑張ってきたことで今のご活躍があるのだと思います。

 

②“もう少し”やること。
 鄭明析牧師は、「もう少しやれば運命が変わる」と教えてくださいました。
 「もっと頑張れ!もっと努力しろ!」とおしりを叩かれた経験がある方もいるかもしれません…
 成功の秘訣は「もう少し」です!

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現在の次元でもう少しだけやれば、
ちょうど時間にしたがって時計の針が移るように、
自分の次元も移る。

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もう少しやったことが、それほどにも大きくて大きい。

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みなさんも人と比較するのではなく、
今の自分の位置でもう少しやることを積み重ねて、
2016年を締めくくり2017年を迎えられることをお祈りします☆