クリスマスの夜…

img_20161224_145949

この写真は近所の空きグランドで撮影したものなのですが、
毎日グランドの同じところを数十周もランニングをしている方がいて、
(しかもその方は数十年も続けていらっしゃるのだが、)
“道”ができていることに驚き感激した次第です。

そして、
「どれだけ繰り返し同じところを踏めばこのように道ができるのだろうか?
さて、キリストという存在は人類を救うために来たけれども、
言い換えるならば“救いの道”を切り開くために来たけれども、
それはただでできるものではない。
どれほどの労苦があったのだろうか?」
と考えが深くなりました。

主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試錬の中にある者たちを助けることができるのである。(ヘブル人への手紙章18節)

人の痛みはその痛みを経験したことのある人にしか分からない。
しかし、人の痛みを一番よく分かる存在がいるけれども、それがキリスト。
突然キリストという存在として世の中に現れたわけではなく、
大工の息子として生まれ(マタイによる福音書13章55節)、
世に福音を伝え始めたのが30歳の時であるのだが、(ルカによる福音書3章23節)
40日間の断食をして悪魔の試みに勝利したり(マタイによる福音書4章1-11節)、
上記の聖句(ヘブル人への手紙章18節)からそのほかにも成長過程の中で数多くの試練を乗り越えられたりされたことが察せられます。

50eed7096efa3d79e450ce0953177239_s

人の痛みや労苦を分かってくださるキリスト。
そんなキリストが語る一言は、まさに人々にとっての“救い”の一言だと確信する。

すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。(マタイによる福音書11章28-29節)

人の痛みを包むことのできる愛はどれほど大きいのだろうか…

救いの道を切り開いたキリストの労苦を考えながら、
キリストが語る一言に胸打たれたクリスマスの夜…

 

とある企業で働き、過労が原因で自殺した方がいらっしゃることをニュースで聞きました。
今後そのようなことが起こらないことを祈るし、
その方のように本当に苦しんでいらっしゃる方にこの一言が届きますように。

イチロー選手が子どもたちに送ったメッセージ

一流アスリートはどこが違うのか?
私は“思想・哲学”だと思います。
易しく言えば“考え”が違う。

d1aaab393984c245fa1e9d3d8b8d5727_s

 

今年メジャーリーグで3000本の安打を記録したイチロー選手は、
先日、自身が大会長を務めるイチロー杯の閉会式にてこのように子どもたちにメッセージを送りました。
以下、スピーチ全文。

「みなさん、こんにちは!(声が)小さい…。こんにちは!

 マイアミ・マーリンズのイチローです。ここにいる3チームのみんな、本当におめでとう。199チームの中から、3チームに残ったこと、勝ち上がったこと、本当に凄いと思います。僕は5チームの中で今年も3位でした。

 今年の僕がみんなにかけてあげられる言葉を少し探してみました。今年メジャーリーグで3000というヒットを達成することができました。こういうことがあると、たくさんの人から褒めてもらえます。そして、イチローは人の2倍も3倍も頑張っていると言う人が結構います。でも、そんなことは全くありません。

 人の2倍とか3倍頑張ることってできないよね。みんなも頑張っているからわかると思うんだけど。頑張るとしたら自分の限界…自分の限界って自分で分かるよね。その時に自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねていってほしいなというふうに思います。

 みんなが今、ボクを目の前にして…日本のプロ野球で何年かやってアメリカに行って16年終わったんだけども、そういう目に見える結果を残したからそんなふうに言えるんじゃないかって思っているかもしれないけど、それは全く違っていて、僕もみんなと同じように野球少年だったし、ここに今日来てくれた関根選手もみんなと同じ。しかも彼は毎年、1回戦負けの選手でした。ね? みんなの方が成績がいいんだよ。現段階では。

 彼もきっと人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張った。そのことを続けていくと、将来、思ってもいなかった自分になっている。と僕は思うし、実際、僕だってメジャーリーガーになれると思っていなかったし、アメリカで3000本打てるなんてことは全く想像が当時できなかったんだけど、今言ったように、自分の中でちょっとだけ頑張ってきた。それを重ねてきたことで、今現在(の自分)になれたと実感しているので、今日はこの言葉をみんなに伝えたいと思います。

 そして、横浜DeNAベイスターズの関根選手。彼はこの場に来ることはできなかった選手だけれども、みんなのように野球少年であった彼に、どうしたら、18(歳)の時から1軍で試合に出る、このことはなかなかできることではなくて、凄い選手なんです。その彼に人前で話すことがいかに難しいかということを実感してもらうことも踏まえて、挨拶していただきたいと思います。関根選手、よろしくお願いします」

引用:YAHOO!ニュース(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00010008-fullcount-base , 2016.12.24取得)

 

このイチロー選手のスピーチから2つの“考え”を見てとることができると思います。

①人と比較しないこと。
 「人の倍頑張れ!」というアドバイスはよく耳にします。
 競争意識を持つことで自分を奮い立たせる面もある一方で、
 その言葉が人の目を過剰に意識することになり、
 自分自身の存在価値を他人との比較の中に置くことになってしまいます。

 鄭明析牧師は、神様の方法で人生を生きる時人は最も輝きを放つことを聖書を通して教えてくださいます。

神様の方法は<競争>でも、<後ろ盾>でも、<不正>でもなく、自分のすべきことをしながら、自分の前に置かれた「生の状況と競って勝つこと」

 イチロー選手も人と比較せず、
 自分自身の限界からもう少し頑張ってきたことで今のご活躍があるのだと思います。

 

②“もう少し”やること。
 鄭明析牧師は、「もう少しやれば運命が変わる」と教えてくださいました。
 「もっと頑張れ!もっと努力しろ!」とおしりを叩かれた経験がある方もいるかもしれません…
 成功の秘訣は「もう少し」です!

20160428-1_ja

現在の次元でもう少しだけやれば、
ちょうど時間にしたがって時計の針が移るように、
自分の次元も移る。

20140111-14_ja

もう少しやったことが、それほどにも大きくて大きい。

//

みなさんも人と比較するのではなく、
今の自分の位置でもう少しやることを積み重ねて、
2016年を締めくくり2017年を迎えられることをお祈りします☆

技能取得について

今日、チェーンソーで木を切ることに初めて挑戦したのだが、
初めてだったにも関わらず直径40㎝ほどの巨木を切ることになった。

チェーンソーはなかなか思うように動いてくれなかった。
木が太く強いので、チェーンソーの歯が途中で止まってしまうことも多々あった。
コーチを受けてもそのコーチ通りに行なうことが難しかった。

7aa1e93f2c7f060581fc4bd7aa0a3c19_s

「何事にも飛躍はない」

何かを始めようとするとき、最初は微弱。
チェーンソーを初めて扱うのに、最初からうまくできないことは当たり前。

だから、うまくいかなくても落胆する必要はない。
たまに熟練者と自分を比較して「自分はあのようにはできない。」と言って落ち込む人がいるがそう考える必要はないということ。
熟練している人はそれだけ長い歳月を投資した結果の腕前だ。

20151211-68_ja

階段も「一度」に上がるのか?「一段ずつ」上がって目的地に行くのだ。
山も「一度」に登るのか?「少しずつ」登って征服するのだ。
階段を上がるように「段階別」に次元を上げなさい。

鄭明析牧師はいつも道理を正確に・分かりやすく表現してくださる。
技能取得の道理は「一段ずつ、少しずつ」だ!

今回の件を取ってみると、
まずは細く小さい木を切るところから始めてみるとよかったと思った。
まずは簡単にできるところから始めて少しずつ難易度を上げていけばよかった。
これはチェーンソーの話に限らずすべてに共通して言えることではないでしょうかね?

スポーツ選手にとっては“技能取得”の際に特に覚えておくとよいと思う。
例えば、いきなり鋭いスライダーを投げることはできないし(野球)、
ある日突然無回転シュートを打つことができるようにはならないし(サッカー)、
今日すぐにジャンプサーブを打つことはできない(バレーボール)。
「何事も最初はこういうものだ」と道理にかなうように考え、
地道にできるときまで努力するということです。

20161208_ja

初めは下手でも、行なっているうちにだんだんと有能にできるようになる。

だから、前を向いてやること!

//

チェーンソーは今後使うか分かりませんが、
様々な経験を通じて学んだ道理を生活に活かすことが大切ではないかと。
そんな経験をみなさんにも共有させていただきました~