【教訓】指導者として安全を第一に

一昨日の練習中の出来事だが
ある選手の側頭部にボールが直撃する事故が起こった

シートバッティング開始直前
「ボールバック」のコール直後に悲劇は起こった

突然倒れ込んだある選手…
一瞬の脇見の間にボールが当たったのだった

 

指導者として
一番神経を使わないといけない安全
防がないといけない事故

 

日頃から十二分に教育はしてきたし
注意散漫では無かった

 

しかし
ほんの一瞬の気の緩み・隙があったのだ

幸い
病院に直行した選手の脳に異常は無かった

不幸中の幸いとはこのことか…

 

本当に気を引き締めなければならないと
大きなショックを受けた

 

優勝をして
チームとしてもどこか気が抜けていたのかもしれない…

 

剣道には「残心」といって
相手を打った後に再び相手を見て構える動きがある

何か物事を成し遂げた後の
心得・精神の在り方だと思う

 

大きなものを成し遂げた今
チームもそうだし指導者としても
もう人段階上に上る時が来たようだ

試合後に監督から来た「指導者」として躍動するためのメッセージ

勝った試合を通して得る教訓より
敗れた試合を通してより大きな教訓を得るものだ

 

指導者は「脈」をよく掴まないといけない

危機であれチャンスであれ
どのようにしたらその状況に打ち勝つことが出来るのか
たくさん悩んでみるのだ

 

監督・コーチの野球のスタイル、野球の哲学を
全ての選手たちが分かっていないといけない

そのことが
指導者が選手に教え、教育すべき部分だと思う

平素の練習の時に
結局、作らないといけない

 

お疲れだった

選手に共通認識を持たせることが本当に重要だと思う

「頭」になる人(監督・コーチ)の思い・哲学・価値観が
「体」になる人(選手)にしっかりと共有されていること

それはこのメッセージにもあるように
平素の練習で実行していく課題だ

学んでこそ、教えられる~野球の指導をしながら~

久しぶりの投稿になりました。

本格的にシーズン入りしましたね、野球。
国内外の野球のニュースが毎日飛び込んでくるようになりました。

僕もとても忙しくなってきました。
毎週のように大会・試合です^^;
嬉しい忙しさではありますがね^^


*韓国・大田(テジョン)にあるイーグルスパーク

 

さて、野球の指導者をしながらいろんなことを考えるわけですけれども、
今日は指導者とはどうあるべきかということについて、一つ「学ぶ」ということに焦点を定めて書きたいと思います。

 

指導者によって選手の運命が左右される…

これは、本当にそうです。
もし指導者が間違ったことを教えてしまうのならば、
その選手の選手生命を奪ってしまいかねません…

何が合っていて、何が間違っているのかについては、
様々な理論があるので一概にこうだと言い難い部分があることは否めませんが、
一つ言えることは、「学んでこそ、教えられる」ということです。

指導者が一番学ばないといけません。
様々な理論もそうだし、身体のこと、その選手のことも。

選手は指導者からしか学べません。
なので、指導者の力量以上に上がることは残念ながらできません。

 

指導者が本当に学ばないといけない。

 

僕が日々戦っていることはこのことです。

本当に今の指導でいいのか?

 

全然分からないときがあります。
だから学びます。
野球の理論ももちろんですが、身体のこと選手との接し方については特に力を入れて学びます。
なぜか?
理論だけがあっても、その理論を実践する身体のことを知らなければ話にならないし、
いくら正しい理論を言うとしても、選手との接し方を間違うとその理論を選手が拒んでしまうからです。

 

学ぶことをしない人は、ある種の高慢状態にあると個人的には思います。
学ぶことをやめる時は指導者を降りた時だと、そういう覚悟でいます。

選手の運命がかかっている。

 

その人の運命がかかっている。
そう考えてこれまで指導してくださった先生のように、
自分もその人の運命を担う位置にいるということを考えながら今後も指導していきたいと思います。