野球界でスピード違反?

「スピード違反だ」

このような表現で讃えられたプレーをまずはご覧いただきたい。

ソフトバンクの周東祐京選手がフォアボールで出塁した後、盗塁を決めた。
そして…
2塁からキャッチャーのパスボールで一気にホームインしたのだった!

このプレーをよくよく観察してみると、
周東選手の2次リードからスタートを切る判断の良さ、三塁を回っていく滑らかさが絶妙だ。

スピードも必要だが、それ以上に、判断力とベースランニングの技術があってこそ好走塁が生まれる。

野球の醍醐味はこういう部分にあると私は思う。
プロと呼ばれる世界で繰り広げられる戦いの中で生まれる好プレーを今後も観察していきたい。

連続試合出場が「815」でストップ。

先日、ソフトバンクの松田宣浩選手の連続試合記録が「815」でストップした…

試合に出続けること自体、非常に難しいこと…
プロの世界では結果・成績を残さないと試合に出続けることができないため、この記録の価値は他の記録よりも価値があると個人的には思う。

一時的に上手くやることは、誰にでもとは言いすぎかもしれないが、易しいことだ。
しかし、持続的に上手くやることは、並大抵の努力では成し遂げられない。

松田選手の特集を見たが、試合の何時間も前に球場入りしてウエイトで追い込んで身体・筋力を維持・向上させていた。
年齢は今年37歳だというが、衰えを感じないプレーと気迫でファンを楽しませている。

記録は815でストップしたが、記録以上に人々の記憶に残るプレーを期待したい。